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新型コロナの7日間サイクルと第6波収束地点予測

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 新型コロナの感染者数の対前日比をグラフにしてみると、また興味深いことが分かってきます。 感染者数はおよそ1週間をサイクルに増えたり減ったりを繰り返しながら、増加率が鈍化していき、ピークを迎えるようです。 ピークに向かって感染者が増えているときは、1週間の間に前日よりも感染者数が多い日が5日日、残り二日が少ない日からスタートし、増えた日:減った日が4日:3日にかわり、ピークアウト共に増えた日:減った日が3日:4日となり、2日:5日と変化していき、収束へと向かっていきます。 前日から増えた比率を頂点にカーブを描く事でピークアウトしていく流れがみえてきます。 その上で改めて第六波の収束予測を考えてみると、今週中あたりにピークが来て、2月の第2週あたり、つまり早くて11,12,13日あたりに収束という事にになるのかなと思います。 死亡者のピークはこれまでおよそ20日間ほどのタイムラグが生じています。 毎週大体休み明けの次の日に多く数字が出ます。 10日祝日の翌実11日火曜日が少なく12日から15日土曜日まで増え、 翌週は16日日曜日の翌日17日が少なく、18日が増え土曜日まで増え続けた後、日月と減り、25日火曜日が増えました。 今日26日を含めて今週末にむけての新規感染者の出方、そして来週の火曜日あたりの数字をみる事でもう少し確かな予測が立てられるかも知れません。

波毎のコロナ死亡率

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  本日自民党三重県連に於いて高橋洋一先生を講師に政治大学院が開催された。 その時高橋先生がお話しされたコロナの死亡率の考察を参考に、私も第1波から第6波それぞれの死亡率をNHKのデータを元に算出してみることにした。 考察結果 気の短い人のために結論だけ先に書いておく。 オミクロン株の毒性は過去大流行したインフルエンザと似たようなレベルである可能性がある。 ただし、考察するデータが少ないため正確な数字では無い事から、ここだけ切り取ってオミクロンはインフルエンザ並みだという安易な主張を流布されることを懸念する。 引用する以上は最後まで目を通して頂く事を強く希望する。 なお、第六波の時点でワクチン接種が進んでおり、ワクチンが重症化を防ぐ効果がある事、経口薬が配布されおり、これも重症化を防いでいる事も死亡率を下げているはずだという事は言うまでも無い。 高橋先生の主張の概略は次の通り 1波毎に主力の株が異なる。 1から4波はほぼ似た株で感染傾向、死亡率もあまり変わらない。 1から2波はおよそ2ヶ月でピーク、4ヶ月で波が終わる。 1から4波は5000人がピーク。 5波は1月半で2万5000人が感染。感染力が強くなる。 一方死亡率は減少。 1から4波が概ね2%で有るのに対し、5波は0.4%。 先に感染が進んだ海外の事例を見ると、感染力は4から5倍になるので、感染者数は10万人になる可能性がある。 一方死亡率は激減し、0.1から0.2%になるだろう。 インフルエンザと変わらないレベルになる。 考察に入る 何処から何処までが波なのか、特に1波から3波は感染者数が少なかったり、次の波と繋がっていることもあり判断は難しい。 私は第一波の感染拡大を、 2020年3月23日から5月23日の61日間とした。 感染のピークは4月11日で13日目。 死亡者数のピークは5月2日で23日後。 3月23日から5月23日の間の 感染者数は15453人 死亡者数は785人 死亡率は5.080%だった。 感染から死亡までのタイムラグが23日あると、ピークの差を念頭に数値を取ると 3月23日から61日間の 感染者数15453人に対し 4月15日から6月15日の61日間の 死亡者数は771人 死亡率は4.989%だった。 感染者数ピークとと死亡者数ピークのタイムラグを考慮しても、死亡率の数値にあまり大きな差は見

三重のコロナの発生状況1月21日版

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本日全員協議会で配布されたコロナの発生状況について情報提供がありました。 我々が置かれた状況を正確に把握することは大切だと思いますので共有します。  01_040121_全員協議会資料1.pdf ↑がPDF版です。DropBoxからダウンロードして下さい。 北勢での発生が60%。 20代以下が最も多く、且つ増加傾向。 県内由来の感染が急激に増加し、83%。 感染経路は飲食が16%、学校、職場が12%。 急速にオミクロンに置き換わっている。 感染者の中のワクチン2回摂取済みの方が67%。 病床使用率は25.2%。 重症者病床使用率は0%。 以上が資料から読み取れ、私が重要だと思うポイントです。 その上で、 重症者は現在出ていないものの、感染者が増えれば一定重症者も出てくるだろう。 重症者は発症してから重症化するまでタイムラグがあるので、これから増える可能性を払拭できない。 その為の行動抑制である。という説明がありました。 政府の発表にあるとおりワクチンの3回目接種が予防に有効である事から、県でも集団接種会場を設けて3回目接種を早急にすすめるとのことでした。 また、経口薬は届くまでに数日を要するが、自宅療養者に処方されている。 (政府の資料に寄れば経口薬が重症化を防ぐ効果があることが分かっています。) 加えて、オミクロンの特性により10日を超えて他者に感染させる能力が継続することがない事が確認されており、濃厚接触者の自宅待機は14日から10日に短縮されていることも確認されました。 ほか、本日配布された資料もPDFでダウンロードできるようにしておきます。 県民の皆様の命と健康を守る為に 三重県が実施する対策 イベント開催基準

飲食店時短要請協力金:第6期

(第6期制度公表).pdf   時短要請協力金第6期の制度が公表され、送付されましたので共有致します。詳細は上のリンクからダウンロードして下さい。    支給額 認証店において営業時間を21時までに短縮し、酒類の提供を行った場合 【中小企業】1店1日あたり 令和3年又は令和2年1~2月の1日あたり売上高に応じて2.5万~7.5万円 【大企業】1店1日あたり 令和3年又は令和2年1~2月からの売上高減少額の4割(上限20万円又は令和3年若しくは令和2年1~2月の1日あたり売上高X0.3のいずれか低い額)  中小企業においてもこの方式を選択可 認証店及び非認証店において営業時間を20時までに短縮し、酒類の提供を行わない場合 【中小企業】1店1日あたり 令和3年又は令和2年1~2月の1日あたり売上高に応じて3万~10万円 【大企業】1店1日あたり 令和3年又は令和2年1~2月からの売上高減少額の4割(上限20万円) 中小企業においてもこの方式を選択可 三重県飲食店時短要請等協力金相談窓口 059-224-2335 2月28日まで土日を除く 9時から17時まで

第6波:まん防:時短要請

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 本日1月20日、第6波によるまん延防止等重点措置にかんして詳細が発表され、その中でも事業者への時短要請協力の詳細が明らかになったので報告します。 まん延防止等重点措置:県民へのお願い.pdf まん延防止等重点措置:県の対策.pdf 期間 1月21日から2月13日まで 重点措置区域 桑名市、いなべ市、木曽岬町、東員町、四日市市、菰野町、朝日町、川越町、鈴鹿市、亀山市、津市、松阪市、多気町、明和町、大台町、伊勢市、鳥羽市、志摩市、玉城町、南伊勢町、度会町、大紀町、名張市、伊賀市 飲食店時短要請協力金 対象業者 飲食店 宅配・テイクアウトを除く  遊戯施設のうち食品衛生法上の飲食店営業許可を受けている飲食を主として業としていない店(カラオケ店など)及び飲食店(バーなど)  食品衛生法上の飲食店営業許可を受けている結婚式場等(ホテル又は旅館集会の用に供する部分に限る)において披露宴等を行う場合を含む 要請内容 みえ安心おもてなし施設認証制度『あんしんみえリア』認証店は、営業時間を21 時まで(酒類の提供は可能)あるいは営業を20時までとし、酒類の提供をおこなわない。 『あんしんみえリア』の認証を受けていない店は、営業を20時までとし、酒類の提供はおこなわない。 時短要請協力金 20 時までの営業時間短縮の場合:日額3万円~10万円 21時までの営業時間短縮の場合:日額2.5万円〜7.5万円 以前から時短営業に継続して協力いただくなど一定の要件をみたす飲食店に対して、協力金の一部を早期支給することとし、1 月末までに制度概要を発表するとともに、その後、速やかに申請受付を開始します。 「三重県飲食店時短要請協力金相談窓口」 電話059-224-2335 午前9 時~午後5 時 土日祝を除く  幅広い業種の事業者を対象とした支援金 まん延防止等重点措置こ伴う経済活動の停滞等による影 を受け、1 月、2 月の売上が減少した事業者に対する支援金の実施について、3 月上旬に申請受付を開始できるよう準備を進めています。

オミクロンに対応した新しい政府の基本方針

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自宅療養を増やして対応している 新型コロナウイルス感染症の発生状況 を見ると、 15日現在159人が自宅療養をしています。 これは下のリンクにある政府が定めた新型コロナの基本対処方針が変更され、オミクロン株に関する一定の考察の元、既に報道にもあったとおり、自宅療養の体制が整った自治体に於いては、症状に応じて全員を入院させることをせず、宿泊・自宅療養活用できるようにした事に対応してのことと思われます。これは医療機関を逼迫させることなく治療する必要がある症状の重い方に医療資源を集中させるためだという事は容易に想像できます。 新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針変更(令和4年1月7日)(新旧対照表) オミクロン株に関する政府の認識 併せて、幾つかオミクロン株に関する1月7日の時点での政府の認識や治療薬のことに関しても記述があるので、これを引用しようと思います。 要約すると、確認中であるという前置きはあるが、 感染力は高いが弱毒性だと思われる。ただ爆発的に感染が広がれば重症化率が低くとも重症化する患者数は増えるので、医療を逼迫する可能性がある。 ワクチンや感染によって免疫が出来ていても感染する可能性が高いが、3回目接種で一定程度予防できることも分かってるので、重症化リスクの高い高齢者を中心に3日目摂取を速やかにおこなう。 以下上に要約した内容の原文を引用しておきます。 オミクロン株については、海外の報告から感染・伝播性の増加が示唆されており、感染源が確認できていない事例が継続して発生している地域もあり、国内においても感染例の急増につながることが懸念される。 ワクチン接種や自然感染による免疫を逃避する性質が示唆されており、ワクチン2回接種による発症予防効果がデルタ株と比較してオミクロン株への感染では低い可能性がある。 3回目接種(追加接種)により発症予防効果が高まる可能性が示唆されている。 中和抗体薬については、オミクロン株への有効性として中和活性の低下が報告されている薬剤 もあることから、投与に当たって留意が必要である。 デルタ株と比較してオミクロン株では重症化しにくい可能性が示唆されているが、重症化リスクがある程度低下していたとしても、感染例が大幅に増加することで重症化リスクの低下分が相殺される可能性も考慮する必要がある。 重症化リスクが高い高齢者などの方々を対象

第6波について

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本日12日の新規感染者の発表が100人を超えました。 新型コロナウイルス感染症の発生状況(令和4年1月) 二日連続で17人以上の感染者が確認されたのが7日と8日ですから、4日後になります。 前回第五波の時は二日連続17人以上の感染者が確認されてから100人超えに達するまでに1月ほどかかっている事を考えると、かなり急速に感染が拡大していると考えられると思います。 新たに執行部から提供された資料でも「第5波に比べ、感染拡大防止アラート発動基準から、感染拡大阻止宣言基準(直近1週間の人口10万人あたり新規感染者数8人以上)までの期間が約10日早い」という見解が示されています。 また、オミクロン株の検出はまだ10件ではありますが、急速に置き換わりつつある事が確認されているようです。 最後に、一番気にしていたワクチンの接種状況ですが、令和3年12月1日から令和4年1月11日までの新規感染者の内65.4%の方が2回摂取を済ませているという状況も明らかになりました。 オミクロンの毒性に関する報告はまだ分かりませんが、一層の気持ちの引き締めをお願いせざるを得ない状況にあるようです。  

三重県:感染拡大防止アラート発動

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感染拡大防止アラートが発令されました。 会食は出来るだけ4人以下でお願いしますというメッセージが知事から発せられています。 マスク着用 手洗い 換気の徹底をお願いします。 三重県の発表したアラートの内容をスライドにした PDFファイル はこのリンクからダウンロードして下さい。 画像にして添付したものと同じな異様です。