第五波とワクチン

先般行われた全員協議会で配付された資料です。 8月1日から19日までの間の新規感染者の内 82.2%の方がワクチン接種歴の「無い」方々です。 2回接種済みの方も4.8%の割合で感染はしてはいるものの、1人として「重症化」しておりません。 この2点を踏まえると、かねてから言われているとおり、 ワクチン接種により感染する確立は激減する。 かりに接種して感染したとしても重症化しなくなる。 死なない。 という事が解ります。 医師の判断に従い、安全に接種できる方は是非、ワクチン接種を行ってください。 これが唯一、現在爆発的感染の原因となっているデルタ株を抑えこみ、第5波から脱出する手段だと感じています。 デルタ株が感染力が高いことは、第5波の爆発的な感染や、これまでにはなかった感染形態が確認されていること、つまりクラブ活動や放課後小児童クラブでの感染がクラスターになっている事などから、既に解っていることです。 しかしデルタ株がこれまでのウイルスより強毒性、つまり重症化しやすいのかどうかに関しては、私は医師ではないので軽率なことは言えません。 資料を掘り起こし、昨年の11月に三重県から出された資料に当時のピーク時の入院者数とその内の重症者数の記載を見つけました。 当時は 入院患者数274人に対し、 重症者数が40人でした。 対比して令和3年8月30日時点で 入院者数274人に対し 重症者20人です。 これがワクチンの効果によって、感染しても重症化しないから当時と比べて重症者が少ないのか、デルタ株がそもそもこれまでのウイルスより弱毒なのかは判別がつきません。 とはいえ、感染者総数が増えれば医療現場が逼迫することになり、重症者病棟に入るべき人が入れなくなり、救える命が救えない苦なる可能性が高くなってきています。 現に8月31日時点で既に3人、自宅療養中の方がなくなっています。 皆さん 感染力の強いデルタ株を抑えるために、ワクチンを接種しましょう。 医療現場を逼迫させないために、引き続き感染拡大防止に努めましょう。その為の自粛は致し方ないと思います。 ワクチン接種が進めば、この戦いは必ず収束に向かいます。 出口はみえていると思います。