来年の国の経済対策の方向性
令和3年11月19日に閣議決定された
「コロナ克服・新時代開拓の為の経済対策」に基づき
これから国が行おうとしていること、我々に関わりがあるだろう事を独断と偏見でまとめてみました。
↓詳細は下のファイルをダウンロードしてください。↓
【令和3年11月22日追加】コロナ克服・新時代開拓のための経済対策.pdf
経済支援策の核にあるのは、単なる損失負担ではなく、これを機に新しい分野に事業拡張し、販路を拡大し、収益を上げようと前向きに投資をする事業者に対する支援を行おうというのが国の考え方の様です。
また、直接の支援対象ではなくとも、これらの事業を県内の事業者さんが利用することで、仕事の受注を受ける可能性がある事業社さんも有ります。うまく営業をかけて、利益に繋げて頂ければ幸いです。
理容、美容、クリーニングと言った生活衛生事業者対象に経営拡大のための低金利貸付が実施されています。
生活衛生事業承継・集約・活性化支援資金(新企業育成・事業安定等貸付)
GoToイート、イベント、商店街需要喚起事業は来年のゴールデンウィークまで延期されます。
観光庁による令和4年度の予算要求の概要のリンクを張っておきます。
昨年も実施された事業もありますが、引き続き観光事業全体の付加価値を大きくするための様々な事業が継続して実施されるようです。
観光産業の活性化のため、稼げる地域の看板商品を開発するための補助に予算が付けられるようです。
また、おそらく自治体やDMOが受け皿だと思いますが、観光地の再生のための廃屋撤去の為の支援も行われます。
インバウンド再開の時にジャンプスタートできるよう、各種体調検査機器の購入補助やプロモーションの補助、魅力向上の支援もあるようです。
柔軟な思考で新しい客を呼び込む手法を模索して頂ければ幸いです。
令和4年度に向けての文科省の予算要求も確認しました。
学校の老築化がピークを迎えるようです。
バリアフリー化、他施設との複合、共用、集約化
耐震化、空調設置、トイレ改修
LED化、木造化、木質化
に向けて、前年度予算額688億円に対し、次年度2352億円。7倍以上の予算を要求するようです。
コロナ禍のスポーツイベント等開催支援や、文化芸術活動団体などへの継続・発展などの支援も新規で要求されています。
新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者に対する
資金繰り、設備投資、経営環境の整備など経営や労働環境に関してこれまで発表されてきた様々な支援策を網羅的にまとめてあります。参考にしてください。
経済産業省・新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ
令和3年11月26日に最新版が公表され、電気ガス料金の支払い期間に関し、12月分を1ヶ月繰り延べる特例措置が決定されました。
ガソリンを含めた原油価格が値上げされています。かねてより我々の生活を指させている陸運事業者に対する適正な価格での運賃の支払いを荷主に求めていますが、本年11月10日に改めて、国土交通省から荷主関係団体に対して、同様の定期制価格化を求める通知が出されています。
様々な生活困窮者支援が実施されていますが、こども食堂に対して無償で米を提供する事業も行われています。
【交付申請の相談先】
子ども食堂等への政府備蓄米の無償交付についてのお問合せは、
農林水産省穀物課(消費流通第1班)まで直接御連絡ください。
お問合せ先:03-3502-7950 対応時間09時30分~18時00分(12時00分~13時00分の間を除く)
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