浸水と避難と空き屋
津の沿岸沿いの地域は浸水被害を意識する機会が多くあります。
先日も訪問先の方から「何処に避難しよう」という問いがありました。
周辺の地理的な状況、避難可能な場所や家族の置かれた状況等異なるため、それぞれの家庭でシナリオに応じた計画を立てる必要があります。
周辺に空き屋の多い地域だったので、瓦礫の怖さを意識するようにお伝えしました。
倒壊した空き屋の瓦礫は家を破壊しうる脅威になります。
避難先に求められるのは高さよりも強固さを意識すべき環境だったので、やはり近くの学校ですよねという私の見解を伝えさせて頂きました。
防災アドバイザーなどを頼って計画を立てておくと良いと思います。
思い起こせば初当選は東北の震災があった年。震災発生後の4月に選挙が終わり5月の連休で現地を視察しました。震災瓦礫によって基礎の一部がえぐられている家を見ました。比較的新しい建物でした。水と共に押し流されてくる瓦礫の怖さを見た覚えがあります。
地域を歩いて対話をかさね、見聞きすることで改めて認識する事って多くあります。
私が知っていることは僅かです。住んでいる地域、営んでいる職業、おかれた環境、抱えている課題、経験している当事者から学ばねば分からない事だらけです。
聞き、共感し、自らをその立場に置き換えて考える事が、課題解決に向けて必要な事だと考えています。
空き家対策に関しては別案件になるので機会を改めたいと思います。
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