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子どもの死因究明

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地域経済の活性と子どもの教育(育成)というテーマはは常に私の中で重要な位置を占めています。 CDR(Child Death Review)子どもの死因究明 こどもの死亡事例を減らす為、原因を考察し対策を提案する事業。 医師を含めた専門家で校正された政策提言委員会が三重県には存在します。 原因究明は出来ても、提言内容を施策に転換できなければ死亡事例を減らす事は出来ません。 県議会では提案された対策を実現する為の予算を組んでほしいという要望を議場で行いました。 本年作成された最新版に目を通しました。 予防可能な子ども(18 歳未満)の死亡を 減らすための取組に関する提言(令和7(2025)年3月) 提言トップに出てくるのはやはり自殺予防でした。 「死んでしまいたい」なんてところまで追い詰められた事のある人はどれぐらいいるのでしょう。 心をえぐられるようなプレッシャーが1度だけで終わらず、短期間の間に何度も何度も繰り返しのしかかってくると一線を越えてしまう可能性が非常に高くなる。個人的経験からですが実感しています。 私の場合は大人なので家族の絆、子ども達への責任が一線を越えずに踏みとどまることが出来た理由でした。 では子どもが強烈なプレッシャーに押しつぶされそうになったら、どうしたらいいのか。 今回の提言では 何よりもまず乳幼児期の愛着形成の必要性と重要性の周知を強化するべきだと書かれています。 自殺の予防として、基本的信頼感や自己肯定感を育む必要があり、乳幼児期からの愛着形成(スキンシップ)がとても重要である。プレッシャーを乗りこえることが出来る耐性を作ることが必要だと私は解釈しました。そのために委員会は行政に対して、保護者が安心して子育てが出来る支援施策の充実を求めています。 次にストレスを抱えたとしても、学校でSOSをキャッチするツールの整備を整える必要がある事。 自身の抱えた課題を周りに伝える事が出来ずに自殺に至るケースをとらえ、子どものSOSを的確にキャッチする為の体制作りの必要性を訴えています。これは学校と家庭の協力が不可欠です。 やはり成長期の子どもへのプレッシャーは周りが気が付いてあげて、手を差し伸べて上げないといけないという事だと思います。また、思春期の自殺予防は成人の自殺予防にも繋がるという超世結果があるようで、早期発見早期対応がここでも重要だという事...