みえスタディ・チェックをCBT(Computer Based Test)に

 先般の教育警察委員会で、Computer Based Testについて執行部とやり取りした内容を報告します。

幸いにして三重県ではGIGAスクール構想のパソコン整備に関して元年度末の補正で予算確保した市町が多く、着実に子供達が使えるパソコンが配備されつつあります。

せっかく授業に使えるパソコンが整ったのだから今度はしっかり使わないといけない。

そこで国でも実施に向けて動き始めたのがCBT(Computer Based Test)。つまり紙の試験をやめて皆コンピューター上でやりましょう。という話。

TOEICとかTOEFLとかはとっくの前からやっている。

OECD生徒の学習到達度調査、通称PISAと呼ばれている調査が定期的に行われていますが、前回2018年の結果はあまりよろしくなかった。その問題の一つに、どうも日本の子供達はコンピューターで回答することに慣れていないんじゃないか?という指摘がされたこともあって、学校現場でテストを紙からコンピューター上でやることは、当然の流れとして持ち上がってきている課題なんです。

国がCBTを進めているという情報を青年局の研修会で入手したので近いうちに当局に尋ねようと思っていたところ、令和3年度の三重県経営方針に記載があった。

さすが^^

そこで、私が副委員長を務める教育警察常任委員会で状況を尋ねました。

勿論経営方針に書かれているとおり、令和3年度から一人一台端末が普及するので、毎年4月と1月の2回やっている三重スタディチェックの二回目、来年度1月からタブレット上で回答するシステムを構築したい。

メリットとしては子供達には直ぐに出来た問題、出来なかった問題が分かる。さらに県で作成したワークシートをこれにマッチさせ、出来なかった問題の基礎を振り返り出来なかった問題を出来るようにしていく。

という回答がありました。

実に素晴らしい!

それに対し私からは要望として、

採点にかかる時間が削減されることとあわせて、一斉テストにこだわる必要も無くなるので、個別に繰り返しテストを受けることも可能だと思うので、柔軟な対応をお願いしたい点。

極力全県一斉にCBTで三重スタディチェックが実施出来るよう整備をお願いしたい。

という二点に加えて、出来れば

TOEICのようなシステム。つまり設問毎に異なるポイントが設定されており、解けた子には更に難しい質問が出され加点されていく、皆が同じ設問を答える形ではないもっと個別に対応したテストにまで進化させていって欲しい旨、

高校でもCBTが可能になるよう要望しました。

子供達の学習環境が更に整い、が来る欲が向上することを期待しています。

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