5年で新しくするはずの「みえ家庭教育応援プラン」5年経ったけど新しいプラン見あたらないよ?
三重県は「学力向上県民運動」というものを実施しています。
ここに「みえ家庭教育応援プラン」というものがあって、平成29年3月に作成されています。10年先を見据えて、概ね5年でリニューアルすると書いてあります。 そうすると令和4年の3月に新しいプランが出来ていなければならないのですが、現時点で存在しません。
以下に示す、継続して解決できていない課題が有る事、29年当時実現できていなかった事がすでに実施されている事実を踏まえ、このプランを新しくするべきではないかと尋ねました。
プランの中に書かれている内容の中には
読書習慣の向上という目標がありますが、依然として目標達成できていないことが今年の学力学習調査でも明らかになっています。
この事に関しては
読書のアドバイザーを派遣したり、幼児期から司書を配置し小さいときから本に触れる機会を増やしたり、家族で本を一緒に読むなど、一層読書習慣定着に力を入れると答弁がありました。
それから電子媒体を使った教育に関しても
平成29年には整備されていなかった一人一台端末や、コンピューターを使ったテスト(CBT)が実施され、苦手な課題を学年を遡って振り返り、児童一人一人が自ら苦手を克服することが出来るドリルが作られ、令和4年の状況からかなり取り組みが進んだと思います。
現在英語ともう1教科(学校が選ぶ)で試験的にデジタル教科書を活用している。今後活用を促進させるとの答弁がありました。
全体として子どもを取り巻く環境が同プラン策定時から随分変わったことをうけ、現在新しいプランを作成するための準備をしているとのことでした。
最後にもう一点
貧困、虐待、不登校、いじめといった子どもの抱える様々な困難の種類にかかわらず、困難な状況にある子どものSOSを、教育、保育、福祉、医療などのデータを分野を超えて連携させ分析することで、声に現れていない子どものSOSをキャッチし、プッシュ型の支援を行えるシステムを、デジタル庁で検討し、令和7年を目途に実施しようと準備を進めています。
子供のメンタルヘルスに関して、SOSをキャッチすることの重要性はは3月に一般質問で撮り充てましたので、国のこの取り組みにはかなり期待をしています。
同プランは、三重県は発達面に支援が必要な子どもを前提にパーソナルカルテというものを作り、子どもの成長を記録し、保護者と学校で共通理解の元子どもが十分な教育を受けることが出来るようにすると記述されています。
国はいもっと広い分野で子どもの状況、ニーズ、を把握し子どもを支援する、子どもの成長を守る、取り組みを進めています。このプランも国の動向に合わせて適時更新されていく事を期待しています。
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