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12月, 2021の投稿を表示しています

三重県がポケモンとコラボ

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  本年12月21日より 三重県と株式会社ポケモンが包括協定を締結しました。 以下が協定内容です。 <協定項目 (1)三重県のブランド力向上に関すること。 (2)観光誘客に関すること。 (3)県産品の振興に関すること。 (4)公共交通機関の利用促進に関すること。 (5)児童・青少年の育成・教育や子育て支援に関すること。 (6)川や海などの水環境の保全に関すること。 (7)地域活性化に関すること。 (8)その他、甲及び乙の協議により必要と認められること。 その他詳しいことは、次のリンクからPDFをダウンロードして確認して下さい。 株式会社ポケモンとの包括連携協定締結.pdf

書評:不寛容論 森本あんり著

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 産経新聞の紙面に紹介されていたことがこの本を手に取る切っ掛けだったと思う。 不寛容論: アメリカが生んだ「共存」の哲学 (新潮選書) この本はアメリカに入植したピューリタンの牧師の一人であるロジャー・ウィリアムズの思想に焦点を当てる。 当時のイギリスに於いてピューリタンは、祭事に於ける祭服や信条までも強請する英国国教会による支配に異を唱える存在だった。王権神授説に抗議する反体制主義者達である。イギリス政府から見れば危険分子だ。 ピューリタンは信仰とは本来自発的に持つものであり、強要されても意味が無い。教会は選ばれし者が集う場所であり、国が統制するものではないと考えていた。 危険分子は投獄されることもあり、結果信仰の自由を求め新天地アメリカを目指すことになる。ウイリアムズもその一人である。ウイリアムズは英国国教会は腐敗しており「反キリスト」に成り下がった悪の存在なので、絶縁すべきだと考えていた。かなり厳格な理想主義者だったようだ。 一方イギリスの植民地はイギリス国王の特許状という許可を得て支配の権限を受領していた。ピューリタンの中の多くは地理的に距離を置き、国教会からの支配から逃れることが出来れば十分であり、その為に国王からの特許状を貰うために表向き傅くことに何の疑問を持っていなかったようだ。ウイリアムズとは違う現実主義者という事だろう。 ウイリアムズは土地の権利を持っているのは国王ではなく現地の先住民達なので、彼らから買い取って所有すべきだ、特許状は不要だと主張している。事実その後彼は先住民から土地を購入している。 また植民地政府は住民に対して植民地の共同体への忠誠の宣誓を強要した。その上でピューリタンの信仰を告白し、教会契約に署名するなどの宗教儀式を経た正規教会員と、ピューリタンではない者を区分し、先を自由公民と呼び後を一般住民とした。植民地の最高議決機関である総会参加することが出来たのは、株主である出資者および成人した教会の正会員だった。 宣誓自体は植民地政府に忠誠と義務を尽くし、反乱や騒動の策動を企てていることを知ったら当局に通報すること等、ある意味平穏な社会を築くために当たり前の契約であり、それを拒むなら共同社会に入ってきては困るというのはまっとうな話だ。本書では野球チームを作るにもかかわらずテニスをしたいという者が来たら、どうぞ他でテニスチームを...

令和4年度予算要求概要より抜粋

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  みえ安心おもてなし施設認証制度運営事業は継続して予算が付いています。少々手間がかかるかも知れませんが、今後認証済みの事業者を対象にした支援メニューが出てくると思いますので、是非ご活用下さい。 県産品の販路開拓にも予算を付けています。 海外への販路拡大については、国の予算も入ってるのだと思われますが、昨年2億5000万だったのに対して7億の予算要求が出ています。 意欲のある企業にはどんどん支援を出しましょうという方針だと考えます。 また、カーボンニュートラルをすすめる方針は、国も県も同様で、経営資源の最適化、生産性向上の経営改革を支援する為に予算を要求しています。昨年にはなかった事業です。 海外ビジネスの再開に向けて県内中小企業の、海外への販路拡大に予算を付けます。令和4年度の新規事業として5523万円要求しています。 観光事業関連は以下の通りです。 観光産業推進に関しても国が大きな予算を付けているようで、県もこれに乗っています。 県内周遊促進のプロモーションやクーポンの発行、旅行需要や消費の喚起に16億8000万要求をしています。金額大きいです。 観光消費額は滞在して頂いて大きく伸びます。観光消費額をのばし賑わいを呼び戻すため、県も努力するようです。9735万円。 県内観光地の受け入れ環境を整えるための支援のため、3億8523万円要求しています。支援対象はDMO、市町、観光関連事業者です。