看護師養成校のICT化支援

 去る6月の定例会で質問させて頂いた事を報告致します。


コロナ対応の最前線で従事しておられる看護師に対する慰労目的のQUOカードの配布事業に関する確認と看護師養成校のICT化について尋ねました。


新型コロナの感染拡大を受けて、全国で一斉に学校を休校する事が発表された2月27日の翌日28日、文科省は看護学校を含めた国家試験を必要とする養成校に対し通知を出しています。
休校などの授業日数の短縮により実習が行えなくなる事を想定し、一定の緩和措置を講じ例年通り国家試験を受けられるようにする通知を出しました。

5月28日発表の6月補正予算より

とはいえ必要な技能と知識を習得する必要があり、その為様々な工夫をするよう求めています。その中に「インターネッ ト等を活用した学修」も含まれています。
県は県立看護大学・公衆衛生学院のオンライン教育環境の整備に792万6000円の支出を6月の第一次補正予算で決定し、これを発表しました。


しかし県下には県立看護大の他に13の看護師養成施設があります。
この中にはICT機器を十分に整えられていない学校もあり、ICT化の支援を求める声がありました。

6月15日発表の6月補正予算その2より
そこで、残りの13の養成校へのICT化の支援はないのかという質問を致しました。

どの養成校を卒業しようとも、いずれは我々が病院でお世話になる看護師である事に変わりはありません。出産から死亡まで、看護師にお世話にならない人はひとりとしていないでしょう。我々の命を預ける看護師養成校の生徒達が整った環境で学ぶことができる事は、結果的に県民の利益になると思います。県側もその必要性を認識しており、直ぐに6月の二次補正でこれを盛り込んでくれました。


有り難うございました。


三重県は県立学校のICT化を進める為にタブレットの購入を2年前倒しで100%達成する事を今年の年始に決定しました。


13の看護師養成学校の希望内訳
鈴木知事もデジタルトランスフォーメーションを強く押し進めています。

素早い決定に感謝申し上げます。

動画はこちらから

この質問の該当箇所は4分過ぎから15分頃までです。


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