経済比較 津 vs 三重
久しぶりのエントリー。
先日とある勉強会で得たデータを元に、津との比較をしてみた。
1. 県内総生産 vs 市内総生産
津市 平成23年度 1兆2255億円 平成27年度 1兆2646億円 伸び率:+3.1%
三重 平成23年度 7兆2972億円 平成27年度 7兆9635万円 伸び率:+9.1%
因みに平成28年度には三重県は8兆を超えている。

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2. 県民所得 vs 市民所得
津市 平成23年度 316万9000円 平成27年度 335万8000円 伸び率:+5.9%
三重 平成23年度 308万8000円 平成27年度 355万6000円 伸び率:+15.1%
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3. 地方税収入
三重県の地方税収入とは以下の通り、県民税(30%)、事業税(15%)、消費税(15%)、軽油引取税(10%)、自動車税(15%)でほとんどを占め、
津市の地方税収入とは以下の通り、市民税(40%)、固定資産税(40%)、たばこ税(5%)、軽自動車税(2%)でほとんどを占める。
いずれも国に依存しない地方自治体独自の収入源である。
津市 平成23年度 413億3千万円 平成27年度 408億9千万円 伸び率:-2%
三重 平成23年度 2059億円 平成27年度 2526億2千万円 伸び率:+22%
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4. 観光入り込み客数
津市 平成23年度 368万4650人 平成29年度 414万5416人 伸び率:+12%
三重 平成23年度 5752万9639人 平成29年度 7148万7051人 伸び率:+24%
因みに県では観光消費額も算出しており
平成29年度では5273億円を記録し、過去2番目の額であり、7年間で18.5%増加している。
対する津市
遷宮の際には何も影響なく、サミットに関しては入り込み客数だけを見る限りは、開催後恩恵を受けているように見える。観光消費額が伸びているかどうかは不明。
とはいえ、サミットは県の成果。津市が積極的に行った観光政策の成果によって入り込み客が増えたとは考えにくい。
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経済的側面を見る限り、国全体の景気が良くなる中、津市も三重県も総生産や所得を増やしてはいるものの、
明らかに三重県の伸び率と、津市の伸び率で差異が生じている。
一人当たりの所得に至っては、平成24年の時点で逆転し、平成27年では随分水をあけられてしまっている。
ちなみに平成23年度は8位、24年度には9位と辛うじてトップ10入りはしているものの、25年、26年と枠外。27年度は13位である。
トップはいなべ市:592万6000円
続いて玉城町:439万4000円
3位が四日市市:438万4000円
4位が伊賀市:398万8000円
5位が朝日町:383万8000円
6位が川越町:382万1000円
7位が鈴鹿市:375万円
8位が桑名市:367万5000円
9位が木曽岬町:366万1000円
10位が東員町:364万7000円
11位が亀山市:357万円
そしてやっと
12位の津市:335万8000円
という順番である。
平成27年度:市町別にみた市町民経済計算の概況より
http://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000778499.pdf
アベノミクスの成果は全国各地に出ている。
三重県も津市も、名古屋を中心にする愛知エリアの影響もあり、有効求人倍率は高くなり、新卒の就職率も高い。
しかし、いずれも周りの影響で伸びているに過ぎない。
地方創生が叫ばれて以来、好むと好まざるにかかわらず、地方自治体は経済成長における生き残りの競争の中にあり、
努力して施策を講じた自治体は伸び
適切な施策を講じて来れなかった自治体は伸び悩むか、下降することになっている。
市民の皆さんの「アベノミクスの実感」には、少なからずとも市の施策の成果が影響しているのである。
津市は三重の成長を充分取り込めていないのではないだろうか。
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最後にもっともショッキングな表を添付して考察を終えようと思う。
以下は県下各市町の一人当たりの所得を平成23年と平成27年で比較し、どれだけ伸びたか。すなわち所得が増えたかを計算し、伸び率の高い順に並べ直したものである。
あえてこの表の考察は述べないことにする。
しっかり現実を見据えて頂きたい。
先日とある勉強会で得たデータを元に、津との比較をしてみた。
1. 県内総生産 vs 市内総生産
津市 平成23年度 1兆2255億円 平成27年度 1兆2646億円 伸び率:+3.1%
三重 平成23年度 7兆2972億円 平成27年度 7兆9635万円 伸び率:+9.1%
因みに平成28年度には三重県は8兆を超えている。

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2. 県民所得 vs 市民所得
津市 平成23年度 316万9000円 平成27年度 335万8000円 伸び率:+5.9%
三重 平成23年度 308万8000円 平成27年度 355万6000円 伸び率:+15.1%
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3. 地方税収入
三重県の地方税収入とは以下の通り、県民税(30%)、事業税(15%)、消費税(15%)、軽油引取税(10%)、自動車税(15%)でほとんどを占め、
津市の地方税収入とは以下の通り、市民税(40%)、固定資産税(40%)、たばこ税(5%)、軽自動車税(2%)でほとんどを占める。
いずれも国に依存しない地方自治体独自の収入源である。
津市 平成23年度 413億3千万円 平成27年度 408億9千万円 伸び率:-2%
三重 平成23年度 2059億円 平成27年度 2526億2千万円 伸び率:+22%
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4. 観光入り込み客数
津市 平成23年度 368万4650人 平成29年度 414万5416人 伸び率:+12%
三重 平成23年度 5752万9639人 平成29年度 7148万7051人 伸び率:+24%
平成29年度では5273億円を記録し、過去2番目の額であり、7年間で18.5%増加している。
対する津市
遷宮の際には何も影響なく、サミットに関しては入り込み客数だけを見る限りは、開催後恩恵を受けているように見える。観光消費額が伸びているかどうかは不明。
とはいえ、サミットは県の成果。津市が積極的に行った観光政策の成果によって入り込み客が増えたとは考えにくい。
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経済的側面を見る限り、国全体の景気が良くなる中、津市も三重県も総生産や所得を増やしてはいるものの、
明らかに三重県の伸び率と、津市の伸び率で差異が生じている。
一人当たりの所得に至っては、平成24年の時点で逆転し、平成27年では随分水をあけられてしまっている。
ちなみに平成23年度は8位、24年度には9位と辛うじてトップ10入りはしているものの、25年、26年と枠外。27年度は13位である。
トップはいなべ市:592万6000円
続いて玉城町:439万4000円
3位が四日市市:438万4000円
4位が伊賀市:398万8000円
5位が朝日町:383万8000円
6位が川越町:382万1000円
7位が鈴鹿市:375万円
8位が桑名市:367万5000円
9位が木曽岬町:366万1000円
10位が東員町:364万7000円
11位が亀山市:357万円
そしてやっと
12位の津市:335万8000円
という順番である。
平成27年度:市町別にみた市町民経済計算の概況より
http://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000778499.pdf
アベノミクスの成果は全国各地に出ている。
三重県も津市も、名古屋を中心にする愛知エリアの影響もあり、有効求人倍率は高くなり、新卒の就職率も高い。
しかし、いずれも周りの影響で伸びているに過ぎない。
地方創生が叫ばれて以来、好むと好まざるにかかわらず、地方自治体は経済成長における生き残りの競争の中にあり、
努力して施策を講じた自治体は伸び
適切な施策を講じて来れなかった自治体は伸び悩むか、下降することになっている。
市民の皆さんの「アベノミクスの実感」には、少なからずとも市の施策の成果が影響しているのである。
津市は三重の成長を充分取り込めていないのではないだろうか。
*******************************************************
最後にもっともショッキングな表を添付して考察を終えようと思う。
以下は県下各市町の一人当たりの所得を平成23年と平成27年で比較し、どれだけ伸びたか。すなわち所得が増えたかを計算し、伸び率の高い順に並べ直したものである。
あえてこの表の考察は述べないことにする。
しっかり現実を見据えて頂きたい。
(千円)
|
H27
|
H23
|
伸び率
|
いなべ市
|
5,926
|
4,126
|
143.6%
|
玉城町
|
4,394
|
3,462
|
126.9%
|
四日市市
|
4,384
|
3,537
|
123.9%
|
伊賀市
|
3,988
|
3,266
|
122.1%
|
紀宝町
|
2,509
|
2,087
|
120.2%
|
木曽岬町
|
3,661
|
3,047
|
120.2%
|
朝日町
|
3,838
|
3,213
|
119.5%
|
菰野町
|
3,580
|
3,006
|
119.1%
|
亀山市
|
3,570
|
3,048
|
117.1%
|
東員町
|
3,647
|
3,122
|
116.8%
|
桑名市
|
3,675
|
3,169
|
116.0%
|
川越町
|
3,821
|
3,316
|
115.2%
|
鈴鹿市
|
3,750
|
3,271
|
114.6%
|
伊勢市
|
3,082
|
2,776
|
111.0%
|
大台町
|
2,578
|
2,327
|
110.8%
|
御浜町
|
2,275
|
2,060
|
110.4%
|
南伊勢町
|
2,106
|
1,912
|
110.1%
|
鳥羽市
|
2,542
|
2,314
|
109.9%
|
名張市
|
3,082
|
2,825
|
109.1%
|
熊野市
|
2,231
|
2,069
|
107.8%
|
志摩市
|
2,275
|
2,115
|
107.6%
|
紀北町
|
2,288
|
2,133
|
107.3%
|
明和町
|
2,714
|
2,545
|
106.6%
|
度会町
|
2,507
|
2,351
|
106.6%
|
大紀町
|
2,321
|
2,186
|
106.2%
|
松阪市
|
3,043
|
2,881
|
105.6%
|
津市
|
3,358
|
3,185
|
105.4%
|
尾鷲市
|
2,654
|
2,525
|
105.1%
|
多気町
|
2,665
|
3,089
|
86.3%
|
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