洞爺湖視察3日目:洞爺湖町

いよいよ本拠地に乗り込みました。
人口9455人の小さな町が
昨年ベースで年間9000万、最高時は1億2000万かけて
4月から10月にかけて180日間毎日15分だけとはいえ花火を上げ続けている街。

おいおい、28万人の津市よ、もちょっと出来るんでないかい???

ま、それはさておき。
サミット関連

ここの街から伺ったことで何よりも重要で印象に残った一点

事前協議をして意見交換のやり取りを繰り返している時間はない。
市町から積極的に、それぞれの街が何が出来るか、何をしたいか、提案するほか無い。

という事。

最終的に決めるのは県で有り、何よりも外務省。
決まれば従うよりほかない。決まる前に決めてもらえるように明確な提案を提示する必要がある。
津が
県に
国に
という事。

全てここに尽きるかな。という感じ。

外務省は情報を表に出さないままどんどん決定をしていくんだそうだ。
そして関係の無いことは知らされない、という雰囲気のよう。
だから他の自治体のことに関してはあまり把握していない。

使って頂く食材も、道内から色々集めたが、これも自治体が提案し、決定は外務省。
決定事項が降りてくるだけ。

あと
メディアセンターに詰めている各国の報道陣。
彼らは何を撮すか考えている。
彼らの国で電波に乗っけてもらいたければ、そこにPRする。
彼らは街に出てカメラを回して色々撮りに出てくる。
サミット関係者はむしろ開催中は缶詰。
一切ホテルから出てこないとのこと。

因みに
ロシアのメドベージェフ大統領(当時)の婦人が遊覧船に乗るという情報が入ってきて
メディアも情報をかぎつけた連中も乗り場に駆けつけて殺到
で、
乗る
乗らない
が二転三転して
報道陣も野次馬も警備の警察も市の人間も
行ったり、戻ったり

結局乗ることになったんだが、一切貸し切りで乗ると言う事になった
で、
支払った乗船料は乗った5人分だけ・・・

なんて話もあったそう。

ま、何にしても地元は振り回されるんだそうだ。^^;

それから
通訳ボランティアは地元の店主達には大変喜ばれたそうだ。
そら、
英語は元よりイタリア語やロシア語で
「ラーメンくれ!」
って言われても分かりませんわな。

朝昼晩の飯と寝泊まりするところだけはボランティアに提供したそうです。
ボランティアはもちろんサミットの時に通訳をしたって経験はかけがえのないものになることでしょう。

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番外編
洞爺湖にはサミットだけでなくアニメも誘致されてるようです。
何にしても凄い。



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