アベノミクスとパチンコ屋


丸韓(マルハン)のラジオCM聞いてびっくり!
「アベノミクスの効果って感じましたか?」って
パチンコ屋のCMに一体何の関係があるのか・・・・

言うまでも無く3本の矢の

1本目:金融政策は12月末の就任前から始まって円安と株価の値上がりの「奇跡のV字回復」の結果を明らかに示したのは実質的に政権が発足してから数ヶ月たってからのこと。

某新聞社の調査で69%が経済回復の実感がないと答えたらしい。
事実だと思う。ハウスメーカーや高級ブランド商品、輸入車、整形医など、富裕層ターゲットの業種は変化を感じているらしいが、一部のこと。
これは、第1の矢の成果を反映しての結果。効果が限定的なのは仕方が無い。



2本目:財政政策は2月の中頃の補正予算と4月に可決された本予算を受けて、地方自治体が公共事業を進めて始めて形になる。2月補正の事業すらまだ入札が済んでいない物が殆ど。実際お金が請負業者に渡るのは6月7月の話。
津市においても国の補正を受けて3月の補正予算で橋梁の改修や上下水道の整備など予算が付いた。3月末に議案が可決され入札作業に入って、その後落札業者が決まり、工事が始まって、従事者に賃金が渡されるのはさらにその後。
第2の矢の成果を反映してその結果を実感するのは、7月8月をへての事。もっと広く消費者に「てこ入れ」の結果が実感できるようになるのはまだ少し先の話。

パチンコやに「実感ありますか?」なんて言われる筋合いはない。


3本目の矢:成長戦略は今日もiPS細胞関連の新医療技術やリニアや新幹線の海外受注などで少しずつ形が現れているものの経済の隆起として結果が現れるのはまだまだ先。
他地方中小企業とODAの受注を結び、新興国に行って配管工事や公害対策など国外での仕事を考えていなかった事業者にも積極的に海外転換してもらおうという事業も、今に始まった話ではないが、どんどん推進されている。

本当の経済成長はまだ始まったばかり、これからだ。


だからこそアベノミクスなる財政再建が中折れにならないためにも、この7月国民に指示を仰がねばならない。

歴史に残るV字回復を作ったのは政権交代を支持した国民の皆さんである。
同様に
アベノミクスの継続を7月末以降も継続を望むのか、はたまた中折れでインフレだけ進み給与が上がらないような一番最悪で中途半端な状況を生み出すのか。これも国民の皆さん次第だ。

国のみならず
この三重
津市においても、アベノミクスの経済成長戦略に乗っかるのか、それともまた三重だけ、津市だけ取り残される道を選ぶのか。

三重の、津の皆さんの選択次第である。

有権者が舵を取る民主主義国家なのだから。

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