おぉ!城建つぞ

昨日議会終了後、家内が車を使ってるので歩いて帰ることに。
で、お城公園西側に高価な機材を並べてる人達に遭遇。
何してるの?と聞いたら石垣の調査。もちろん市の依頼で。
少なくとも4〜5カ所は修繕の必要がある部分があるという。
コンクリートでも入れるのか?と聞くと
「とんでもない!」
いったんばらして積み直すんです。とのこと。
すっげー大変な作業。
だから事前の調査と記録がすごく大事なんだとか。

で、聞いてみた。

教育委員会は史実に基づかない物は一つも立てられない!の一点張り。

ところがだ、城の建築や修繕を請け負ってるここの会社の技術者曰く
「いや、そんなことないですよ」

例えば、櫓の中を歴史資料館にした所もあって、結構にぎわっているとのこと。

 「公園や噴水や日本庭園なんかは後付の物だから整理しないと」という教育委員会の主張を伝えて尋ねてみると、
要は「近代建造物」と「歴史建造物」の見分けが付いて表示してあればよいとのこと。
石垣なんかでも色々手を加えなければならないケースもあって、そんな場合には「石の色を変えて」目に見えて後付の物と元々の物を見分けられるようにする。そうすれば構わないと言うことなんだとか。

色々な城を見て回ってきた彼女曰く
ここのお城は公園になってて色々な人が遊びに来る市民の憩いの場として定着している。
「公園の噴水部分はもうちょっと人が遊びに来て楽しめるように工夫できるはず」
だという。

お茶室作ったり事の演奏をしたり舞を踊ったり、何らかのイベントが出来るような空間も出来るかも知れない。

これは希望が出てきた!

しかも、教育施設だから地元のPRとかの商業目的とは融合できないのか?との問いに。
実例がある。「指定史跡」の中で観光PRをしっかりしてしてる城もあるとのこと。

これは視察に行かねば。

コメント

  1. 私は市の中心にあるのに市民の憩いの場所として定着していないのが問題なような気がしますがね。
    何にせよ市のこのまま放置という姿勢は如何かと思います。貴虎さんはどんなものを作ろうとしているのですか?

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  2. あそこに来て少なくとも1時間でも時間を費やせる空間を作ることだと思います。

    津市には津市郷土資料館的な物が存在しません。
    所蔵している様々な物品も日の目に当たることなく倉にしまってあるだけ。

    津の歴史や高虎の歴史、藤堂藩の歴史が映像で見られるようにしたり津住民にとって津の歴史を誇れるような展示物を復元した櫓の中に作って欲しいと思っています。

    後は公園周辺にイベントが出来るような施設や近隣の名産品や物産の紹介が出来るスペースも必要だと思います。鰻屋も歩いていける距離に3軒あるし洋食屋も老舗が二つ。銘菓もあるし観音さんもある。ちょっと足を伸ばして寒松院に言って貰っても歩いて10ぷんから15分程度。四天王寺までバスでも行けるし。
    他のスポットへの誘導もしたいところです。

    鎌倉なんかはお寺に行けるまで結構長い距離駅から歩くんですよね。
    メインの車の通れる道の裏には細い商店街があっていろんなセンスの良い土産物を売ってる。
    歩くだけで楽しい街道になってるんですよね。
    「散策」ってそう言う物だと思います。
    城を見に来てその周りを歩く。あるいは別の目的地に行くまでの間を歩く。歩いて楽しい場所が出来ると良いですよね。
    観光に来る人ってのは結構歩きますよ。
    下駄屋、ギャラリー、服屋、アクセサリー、茶屋、等々、鎌倉にはありましたね。ああいうの良いと思います。

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