非常に有用なデータが手に入った。さすが大きな組織、漠然と認識していていた事実も数字を示して提示できればこれほど心強いことはない。 重要部分を如何に引用したが、是非リンク元全てに目を通していただきたい。 「外国人犯罪増加・凶悪化」のウソ : Amnesty International 「外国人犯罪」大きく見せるトリック ・・・特別法犯 「外国人の犯罪」と言われるものの中に、「特別法犯」が含まれています。特別法犯とは、刑法犯(刑法など、いくつかの法律や罰則に規定されている罪)を除く全ての犯罪を指します。外国人の特別法犯の 8 割は入国管理法の違反であり、これは日本国籍者にはほとんど適用されません。そのような特別法犯の検挙件数 や検挙人員と、刑法犯のデータを合算すると、 統計上、「外国人犯罪」の割合が高く なります。 ・・・中略・・・ 凶悪犯とされる犯罪(殺人、強盗、放火、強かん)は、日本人でも来日外国人でも、一般刑法犯の1%を占めるにすぎません。 来日外国人だから多いという統計上の証拠はありません。 ・・・中略・・・ 日本全体の一般刑法犯の検挙人員における外国人非正規滞在者の割合は、わずか 0.4%に過ぎません。また、日本で「凶悪犯」として検挙される人に占める非正規滞在者も2%前後です。 非正規滞在者が犯罪の温床と言える証拠はありません 。 外国人との共生社会を促進している。と私が切り出すとき、“志の高いすばらしいことをしているね”との言葉のうらに“それでも外国人は問題だから”という言葉にされない空気をよく感じる。 ここ三重県津市のような保守的な人の多いところでは特にそうなのかもしれない。だいたい“怖い”という感想を述べる人達が非常に多いのである。既に国際交流に意識を持っている人たちや在留外国人との関係を持っている一部の人たちをのぞいて。 言葉がわからないから何を考えているかわからないという“知らないことに対する単純な不安”と平行して、メディアによって流布されたイメージが重なって” 外国人だから何されるかわからない。“という漠然とした恐怖が生まれているようだ。 そしてその“イメージ”が何のことはない、作り上げられた物だという証拠がこれだ。メディア批判は昨今後を絶たないが、今回のケースは警察の発表を鵜呑みにして...