海岸美化や、エアコンや、戸別受信機配布などなど:平成27年6月定例会

先の平成27年度第2回定例会での一般質問の動画をyoutubeに転送しましたので、
質問の概要をまとめながら、それぞれの箇所に飛べる動画のリンクを貼って説明いたします。

今回4つ質問いたしました。
1. 海岸美化に関して
2. 小中学校の普通教室へのエアコン設置に関して
3. 防災無線戸別受信機の配布に関して
4. 学校避難所におけるテレビなど避難時に必要な備品の設置及び保管に関して
5. 緊急時の情報伝達方法に関して(これは先日久居で保護観察付きの人間が逃走した事件関連)です。

0. 冒頭挨拶
サミットが決まりましたので、この千載一遇のチャンスを、津に利するPRを行う絶好の機会に変えるために9月までには補正予算を組んで対策が決まっていることを希望するという旨の挨拶をいたしました。

1. 海岸美化に関して
実はこの案件は第1回定例会のあった3月の時から温めていた案件でした。
ビーチクリーナーを買いたい!ってのが元々の狙い。
私も何度か海岸清掃のボランティアに行きました。主催もしました。
正直、手作業で、人海戦術でできる限界を超えてます。
そこで3月の定例会が終わってからまもなくして、海岸整備に関して補助金がないか探してたところヒットしたのが
「海岸漂着物等対策事業補助金」。
環境省に電話して詳細を伺おうとすると、県が窓口になってるので県で聞いてくれということで、早速県へ。
そこで補助要領をよんでみると、なーんと!
ビーチクリーナー買えるじゃないですか~www
ま、細かなこと言うと県はモノを買わないでくれとは言ってはいますが、Q&Aにはビーチクリーナーに関する質問があって、事業年度(1年)を超える耐久年度のあるモノに関してはしよう計画を書けとか書いてあって、想定内。買える。

この補助金実は鈴木英敬知事が国に掛け合って作ってもらった補助金ということが後々わかりました。知事にも直接聞きました。
平成25年度から開始され、25年、26年はなんと補助率100%!つまり国が全部持ってくれるんです。
にもかかわらず津市は申請してなぁ~~い!!!!
平成27年度の募集はすでに終わってるので、28年度に向けては是非これに申請して予算を取ってきてよ!というのが今回の質問の最終的なゴールでした。

そんな準備をしているゴールデンウィークの終わりの5/9にヨットハーバーの駐車場にゴミが山積してる、なんとかしてくれという話が入ったので、これを解決するとともに、三重県の管轄である海岸、ゴミの収集をするつ津市、という行政区分の違いがネックで迅速な対応ができていないことを改めて実感し、
この事例も合わせて今回の質問に包括しました。

ヨットハーバーの内容が前半、ビーチクリーナーの件が後半という構成になっています。

事後の話ですが「海岸漂着物等対策事業補助金」、来年28年度の申請に向けて動いてくれるという部長からの話がありましたので、最終に補助が決まるまで県との間でいろいろお手伝いをする予定です。

ヨットハーバーのゴミ放置の件に関しては、堤防の改修が入り来年度中には取り壊しにかかるということなので、1年ぐらいの短期間ではあるものの、簡易な看板を設置してもらうことで県と話が済みました。


2. 小中学校の普通教室へのエアコン設置に関して
私はエアコン設置に反対の立場で質問をさせていただきました。
学校は我々が子供だった時よりもうんと暑くなってるんだ。
子供たちがかわいそう。
精神論だけで子供は育たない。
そんな意見をお持ちの方もお見えだと思います。
今回私は冷房病という観点から設置を考え直すべきだという主張をいたしました。

私も冷房病に苦しんだことがあります。
冷房病は一旦かかると年を経るごとにどんどん重症化していきます。
そして唯一の解決法は、
「適切な設定温度」
ではありません。

残念ながら簡単な解決方法はなく、
基礎代謝を増やして冷房に強い体を作る以外に効果のある方法はありません。

体が未成熟な子供は体温調整がうまくできません。
体を自ら温めるためには十分な筋量が必要です。
子供は体が小さいので筋量も圧倒的に少ない。
だから子供は大人以上に冷房病に弱いのです。大人の設定温度では低すぎるのです。

学校は様々な分野において子供を適切に成長させることを目的とした施設です。
発汗を促し、水を飲んで体温調節をし、時にプールなどの施設をうまく活用して、体温を下げる能力を身につけさせる。そんな指導や訓練を通して、健康な体を作るという事は学習指導要領のなかで定められた重要な目標です。

万が一体調を崩しかけた時には逃げる場所があります。
保健室も、図書館などの特別教室も、教官室も。
全て冷房が整っています。

誰だってクーラーが要るか要らないかと問われれば要ると答えるでしょう。
保護者は学校にクーラーを入れてくれと要望するでしょう。
でもそれが本当に子供たちの将来にとって必要なことなのか、判断するのが教育委員会のはずです。
学校は健全で、健康な大人を育て上げる場でもあることを忘れてはいけないと思います。

3. 防災無線戸別受信機の配布に関して
これも市長の選挙公約からの案件です。
同報系防災無線が聞こえないという声が方々から聞こえてきます。
そこで、聞こえないお宅には屋内に設置する戸別受信機を配布しましょう、となったわけです。これ、設置に20-30万かかるんです。しかもローテク。

無線は音を使った情報伝達装置です。
目的は適切に的確な情報を必要な人に伝えること。
聞こえないから情報が伝わらないわけですが、
それを聞こえるようにすることが問題解決ですか?
情報が伝わることが本来の目的じゃないですか?

津市にはすでに防災情報メールサービスがあります。
ほかにfaxでの情報送信も行っています。
エリアメールもやかましいぐらい的確に情報を送ってくれます。

でも、無線が聞こえないといっている市民の中で、他の方法でカバーできる人たちがどれぐらいいるのか。市は把握していません。

住民の命を守るための大切な情報です。いかに正確に的確に伝えるか、が到達目標であるべきです。
聞こえないものを聞こえるようにすることではありません。
しかも30万。

タイミングよく日本郵政グループが高齢者向けにiPadを使ったサービスを提供するという情報を入手しました。

iPadは無線のようなローテクではないので
情報通信技術の利活用を併用した「みまもりサービス」
親世代向け・子世代向けの「コミュニケーションサービス」
自宅での申込みによる「買い物支援サービス」
自治体と連携した「地域情報サービス」
各種相談サービス
といった各種付加サービスが付いてきます。

しかも30万円しません。

無線が聞こえないから、戸別受信機を配布しましょう。
30万は市民の税金から賄います。
ではあまりにも短絡的な思考じゃないですかね。

4. 学校避難所におけるテレビなど避難時に必要な備品の設置及び保管に関して
避難所に指定されており、大雨の警報で避難勧告が出て避難したにもかかわらず、避難所にテレビがなく情報収集源が電池式のラジオしかない。という苦情をいただきましたので、早急にに調整するよう要望しました。

5. 緊急時の情報伝達方法に関して
5/27に久居で起こった仮釈放の男がタクシーを盗んで逃走した件です。
警察から市教委が連絡を受けて、学校の保護者対象のメールサービスに各学校が送信。
この文面が伝言ゲーム形式で伝わっていく関係で不正確な情報が拡散した。
しかも
いつも警戒させる内容のメールは届いても警戒解除のメールがと届かない。
加えて学校に子供がいる保護者にはたまたま伝わったが、子供がいない人たちは知る術がない。

警察との情報共有の密度を上げるべきだと要望しました。

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以上5点が今回6月の定例会で行った質問です。
すでに解決ついたもの、これから動いていくものいろいろありますが、

言った以上はその後もフォローアップをしていくのが私のスタンスです。

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