2013年2月15日金曜日

津市の英語教育02

前回安東小学校に訪問してから
高野尾小学校
橋北中学校
育生小学校
敬和小学校
に同じく訪問した。

敬和小学校に関しては実は
たまたまアルゼンチンから、現地で日本語を教えている方が訪れるという話を聞いて、英語教育では無く日本語補習授業を見学した。

その後金曜日に北立誠におじゃまする予定が、前日木曜日の全員協議会が長引いた関係でキャンセルになって、次の機会が決まっていなかったところ今週の臨時会が今度は逆に短くなった関係で、改めて一週間遅れで突然お邪魔することになった。

正直ここには驚かされた。

毎朝北立誠タイムという取り組みの中で、いわゆる朝のホームルームという枠組みだと思うんだけど、英語に10分、あと読書だったか、に10分さいている。

英語の10分はどのクラスも歌を歌っていて、「head, shoulders, knees and toes」っていう英語教材で有名なヤツだったりphonics っていうアルファベットの名前(エイ、ビー、シー)の代わりにその音(ア、ブ、クみたいな感じ)の歌をうたったりしている。

どのクラスも大きな声で歌ってるんだが、ひときわ驚かされたのが2年生のクラス。

小学校二年生が大声でしかも振り付きで
The Beatles の Hello Goodbye を歌ってるのである。
かっこつけた英語かぶれのバーコード親父のカラオケなんか比にならないぐらいきっちり歌ってる。
こいつは凄かった。
どうやら担任の先生がthe Beatlesが大好きなようで、音楽の時間もピアノ弾いて生徒と一緒に歌ってるんだとか。

とにかく継続は力ということを改めて痛感させられた。

その後6年生と5年生の2クラスを見させてもらった。

レベル的には他の学校同様、丸覚えしているフレーズには対応できるが、応用性にまだまだ課題があるように思った。
ただ、どのクラスも比較的他の学校に比べて積極性が高いように感じた。英語でを発音すること、口を開くことを臆さないように感じた。

あと一つ新しいアイデアを獲得した。英語専門の学科担当を作ったら?という考え。

通常小学校は担任の先生が全ての教科を教える。これには英語も含まれる。
だから英語がしゃべれない教員も英語を教えなければならない。そこに無理が生じる。
小学校はまだまだ算数も理科も専門性を問われるよりは基礎の基礎を教える段階だと言う事もあるだろうし、おそらく低学年は特に心を開ける一人の担任に任せる方が学校にまだ慣れていない幼い子供達にはとって安心感があり都合が良いんだろうと思う。その考えの基現在のカリキュラムが組まれている。



しかし英語に関しては他の教科とは異なり初期の段階から専門的知識と技能を要する。
(追記:加えて国語も算数も理科も自分が既に習得済みの物を教えるわけだが、英語に関しては自分が習得していない物を教えなければならないケースがある事が他教科と異なる)
日本語を母国語に英語を第二言語としてマスターしたバイリンガルが自分の経験を踏まえて導いていくのが最良だと思う。
しかしそれを全ての担任に求めるのは無理がある。

すなわち小学校でも英語は専門の教科担当が教えることができればその他色々な問題に対して解決の糸口が見つかるのでは無いかと言う事だ。

思い起こすと小学校の高学年の時には音楽は音楽の先生にクラスを持ってもらったように思うが、私の記憶違いか?仮にそれが可能なら英語も専門教員を配属できるはず。どのみち小学校で英語が必修なのは5,6年だけだし。

また小学校の英語の教科書には私が見ただけでも色々問題点がある。
それらの改善や改良、あるいは実際の授業の中で教科書をベースにしながらもアレンジして幅を広げてやる必要がある。
第二言語として英語を習得した人間にならこれができる。

語学をマスターするというのはとにもかくにも学問的に学ぶこととは異なる。
理解することとも少し違う。
むしろ
反復のトレーニングに近い。(追記:ピアノの練習に近い)

どの授業を見てもまだまだ1時間をフルに「トレーニング」として活用しているとは思えない。英語学習に寄与しない作業に時間を割かれ、1時間を有効に使い切れていないケースが殆どだ。極端な話「理解させる」事よりもただひたすら聞かせる、オウム返しをさせる事の方が重要だと思っている。理解は後から必ずついてくる。

そんな視点で今の5,6年生の教科書を見るとちぐはぐ感が否めない。
中学校の教科書でも我々の時代と全く同じ構成の読解や文法解説間に、それまでの学習の積み重ねと乖離した稚拙なレベルの「会話のセクション」が突然挟み込んであるだけに思える。教科書を作る側において、どのようにしてに英語を習得させるかという考え方の統一がされていないように感じている。
簡単に言えば今まで通りの読解と文法に加えてspeakingとlisteningが別個に新たに加わりましたよー。という感じ。

教員免許だなんだの問題はあるんだろうけど、いっそのことプライベートの英語教室からバイリンガルの日本人を引っこ抜いてきて実験してみりゃ良いんじゃ無いかと思うんだが。

ま、これは改めて市教委にたずねてみるか。


**************追記*****************
Facebookをフォローしてくれている方から伊賀に以前ECCで働いていた英語教師を臨時職として採用していた時期が合ったと聞いた。前例はある。詳しく調べてみようと思う。