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祈る

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祈りとは心情の発露だと思う。 そして想いは人を通して具現化される。 人を通さずして想いが形になる事はあり得ない。 人のみが意志を持ち、発想し、想い、その如く営み築き上げ、無から有を生む事が出来る存在だと思っている。 想いを持つ事の出来ない存在に、その想いを具現する事は出来ない。 夢であり、目標であり、理想であり、人は様々な事を思い描く。 そして想いは時に伝搬する。そこに物理的障壁は存在しない。 今思うと亡き祖母の祈りは何だったのか、しっかり尋ねるべきだったと思う。私の祖母は朝夕と仏壇の前で経を上げる事をおこたらなかった。私の父は無神論者でそんな祖母の読経を精々自分が極楽に行くためのお願いだろうぐらいにしか思っていなかったようだ。断片的に私が祖母から聞いた内容は必ずしもそれに当たらない。仏壇の前で先祖に願っていたのは家の安全と繁栄と家族の健康だったと記憶している。「ご先祖様が守って下さる」その言葉だけはよく覚えている。 果たして実際にご先祖様が黄泉の国から降りてきて目に見えないところで私の生活を守ってくれているのかどうかは分からないし、示しようのない話だし、今回の論点でないので言及しない。ただそこに祖母の思いがあった事は確かだ。 家内の母は、夫がロシアやルーマニアに荷物を運ぶためにトラックで遠出する度に夜な夜な夫の安全を祈っていたという。教会が閉鎖され宗教が悪だとされた共産主義社会の中で。人の思いというのは法律や規制でどうこうできる物では無い。夫を想い無事に帰還する事を願う気持ちは自然にわき上がるもの。そしてそれを娘だった家内は記憶している。母の夫に対する気持ちは祈っているときにに限らず食事の時や様々なときに現れたろう。もちろん帰還した際にも。夫は妻が祈っていた事を知っていたかどうかは分からない。言わなければ知るよしも無い。しかし無事に帰ってきたときの喜びは、不在の時の無事を願う気持ちと起源を同じくする感情。無事を願う思いが強ければ、帰還したときの喜びも大きいだろう。 そして夫の心にも無事に帰らなければならないという思いが強くなる。夫、父としての責任をまた強くした事だろう。そして時に睡魔に襲われたときには家族を思い出し、無理をせず休んだかも知れない。ハンドルさばきも無茶を控えたかも知れない。 そして子は父を思う母を見、また母と同

平成24年第4回定例会の動画

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平成24年第4回定例会における私の一般質問60分一本勝負。お時間ある方は是非。 1 新しい百五銀行本社ビルと津城に関して 2 超小型車の認可に関して 3 英語教育の充実に関して 4 津インター前開発に関して 滑舌が悪いですね・・・・・ コースでも受講しようかな。

チヨさん

数日前にショートメールが届いた チヨさんが危ない。病院に行くだとかって内容。 何じゃこりゃ?と思ってたら今日追伸が。 以下引用、一部抜粋 チヨさんの遺言書見ました。単刀直入に言いますね?遺産の相続、私は拒否するので、相続権はナイショ!貴方に移りました。 ってさ。 こんなスパムに引っ掛かるヤツ居るんだろうか? それとも親切に「まちがってますよ」とか返す人なら居るのかも。 いずれにせよ人をだまくらかすためにあの手この手を講じてくる。 受け手は額面通りの文章を「信じない」ところから始めなきゃならない。 嫌な世の中だ。 そーいや一昔前はアフリカから政府の隠し金を受け取ってくれだとかいうメールも流行ってたな。 実は年配の方で引っ掛かってた人が2人居た。 銀行口座やパスポート番号をファックスしろだなんだって事になって、最終的に相手の口座にいくらか先金を入れろって話だったような気がする。 皆さん お気をつけ遊ばせ。

生討論@GBM:今日!!!

いやぁ〜〜〜間際で申し訳ない。 はい、今日です。 ええ、いつもの定例会後の討論会。 もち、中継します。 いつもの http://www.ustream.tv/channel/takatora1 ここから。 7時からやるつもりです。ずれ込む事は有りで。 今日はちょっといつも堅いんで、ゆる〜く行こうかと思います。 1時間ですぱっと切り上げてオフレコトークも考えています。 何せ衆院選があったんでね、色々オンエアじゃ言えない事もあったりしまして、はい。 と言う事で GBMはバイパス沿いのはま寿司の真裏。 これ 地図 。 それでは m(_ _)m

なんや〜また懲罰やって

本日は平成24年第4回定例会閉会日。 で、先週の教育厚生委員会の事が発端で懲罰委員会が開催される事になるようです。 内容は「侮辱」。多分。っていうか単独で処分要求出せる理由はこれしかないし。 この委員会実は、私も傍聴しておりました。街宣車回しながら片耳で。 やってましたわ。 委員外議員の発言を堂々巡りになってきたと言う事で、委員長権限で発言の終了を宣言した。 つまりそれに対して「発言の機会を奪われた」ということだろうと思います。 と言う事で 閉会日10時に開会早々に休憩に入る事になります。 そのご委員会を開催して、がたがたやって、昼頃になるんでしょうか? こまったもんです。

井村屋:浅田社長インタビュー:第3回

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貴虎: ゆでガエルの話を私もよくします。カエルはそれに気が付かない。あまりにもゆっくりだから。変えるべき所と変えなきゃならないところの判断は難しいと思います。守りたい物は何なのか、ぼやっとして不明瞭な事が多いので。昔は中心市街地、大門商店街があって凄く発展していて、周りにも企業があって、各々がちゃんと成果を出していた時代がありました。遡ると江戸時代の末期には船が北から荷物を載せて降りてきて、最後に津で軽い物を乗せる。すなわち書類であったり人であったり。その後鳥羽の先で一旦停止をして天候をまって江戸に行く。松阪や伊勢の行商のオーナー、番頭が東京に出て行く、指示をしてお金が入ってくる。藩の行政人がいて、江戸に要望をたてる。そんな人達が津にいたという事なんだそうです。お金があって、文化があって、華やかさがあった。みなが津に来たかった、舶来者の時計があった、しゃれた物があった町だった。それがおそらく私たちの一世代か二世代前まで残っていたのが、この数十年にあっという急速にそんな位置を追われていった。失われていった。だから津って何所?っていわれたときにフラストレーションを感じているのかと思います。元あった津の華やかかりし時代。東京のような喧噪とした所では無く。そのステータスを変えない、あるいは失ったとしても復古すると言うことを考えると、逆にドラスティックに色々なものを変えていかなければならないのかも知れないと思っています。田畑があって恵まれていて、あくせくしなくても取りあえずやっていける、財政調整基金もたくさんある。そんな津が危機感を持つために、どのような意識変革が必要でしょうか? 社長: 豊橋のシーズニング株式会社で調味料を作っていました。当時の調味料事業部です。そこのリーダーとして8年お世話になりました。津市は合併して28万ぐらい。豊橋は30数万。津も豊橋も同じような規模の町です。私たちは家内と共に東京から豊橋に来ました。豊橋の郊外の人達は、駅の中心部に行くのを、町へ行くといいます。津でも言いますよね?私には別段不思議ではありませんでした。しかし家内は大阪のど真ん中でうまれて東京も長かったので、町へ行くっていったって町じゃないじゃないじゃない。町って何処へ行くの?という話をしていました。同じような地方都市には、同じような感覚があるなと思いました。 その家

えらいアクセスが伸びたな〜

この間書いた橋下維新の事に関するエントリー「 気持ちは全く分からないわけじゃないのよ 」が随分アクセスのばしてる。 多分拾ってきた候補の写真経由だな。 それから16日の選挙当日は結構アクセスあるな〜。 衆院選と私のブログとはあんま関係ないはず何やけど・・・・ 因みに過去で一番アクセスがあったのは去年の夏に初めてやった議会後の報告会の告知。 知り合いの某ブロガーからのリンクで激増。凄いアクセス数があったブログなのね。 今だに抜く事が出来ない。 あとは「 津市防災情報メール多言語版の配信を開始 」の記事 がランク2。 ブログの方に投稿を頂いてやりとりの結果5つのコメントが入ったので、その分FBに転送されて、結果アクセスが伸びたみたい。 他アクセスが伸びる投稿は基本ブログにコメントが入った物という傾向がある。 因みに上位トップ10に入るアクセスがあった中で、と言うか多分今までエントリーした全ての投稿の中で一番内容が短いだろうと思われるのが「 ほらね 」この記事。 さ〜て、選挙も終わって年末も近くなりました。 年賀状、頭痛ぇ〜〜〜〜。 ノロウイルスはじめ色々病原菌がうごめいているようです。 私も随分長い間完治しないまま咳に悩まされています。 年越しまでもうあと僅か、もう一踏ん張りですが、皆様も体調崩さぬようお気をつけください。 m(_ _)m あ、明後日閉会日です。 それから明日、 議連を立ち上げます。記者会見します。 「 津市議会お城を活かしたまちづくりを進める議員連盟」 通称:お城議連 津城の復元に向けて力を集約できる協力体にしたいと思っています。 志を同じくする民間団体とも積極的な協力、意志及び情報共有を行います。 こうご期待。 m(_ _)m

もりあがらない選挙・・・か

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「メディアで取り上げられて連日騒がれる様」がもりあがる選挙なんだろうか。 小泉の時は何が起こったんだろう。 派手なキャッチコピー、奇抜なアウトルック。 「自民党をぶっ壊す」と言って改革を訴えた。 現実的な政策として争点になったのは郵政民営化。 事実民営化に反対した人達は出て行った。少し壊れた。 民営化をするかしないか。 そして反対して出て行った人達の所に送った「刺客」。客引きパンダのメディア受けするタレント候補、馬鹿丸出しだけど話題性だけは持って行った新人チルドレン達。 新しい体系の選挙。 これがいわゆるもりあがりか。 3年3ヶ月前はどうだったか? 「政権交代」の言葉が踊った。 何か良く分からないけど、今までと違うこと。違う政権になれば「起こるだろう」という、何となくだけど存在した「期待」と表現された雰囲気。 でも何をどう変えたいのかは、その当時もぼやっとしていて。それは今も同じ。「なんだか不満足」的な感覚に近いように思う。 確かに今は景気がどん底。3年3ヶ月前も決して良くはなかったが。震災もなかった。リーマンショックもなかった。円高もここまで酷くなかった。シャープも傾いてなかった。パナソニックも赤字を出してなかった。 当時はそれほど酷くはなかったけど、でも景気が良かったわけでもない。 何かが良くなるんじゃないか?と思った。 こども手当。これに随分釣られたんだろう。僅かだけどお金が入ってくる。生活楽になる?という期待。扶養控除がなくなることで実質多くの家庭において増税になる事は話題にも上がらなかった。え?そうなの?という感じ。今でもそんな人居るかも知れない。 高速道路無料化。つづきゃしねーだろと思ってはいても。「無料」の言葉に弱いのはwebマーケティングでも同じ。元の値段が高くても「送料無料」に釣られる。 橋下市長とおんなじ手法で敵を作ってファイティングポーズをとった。「コンクリートから人へ」。無駄な公共事業を止める。人身御供になったのがダム。結局再開になったけどね。 自民党は、政府は、埋蔵金を隠し持っている。無駄がいっぱいある。利益を囲ってる人間がいっぱい居る。それを全部吐き出させれば、もっと皆に分配できるんだ!だから事業仕分けだ! みんなそれに「そーだそーだ!」と踊らされた。その結果

さぁ〜て、今日も張り切ってまいりましょ〜

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本日14:00より 私小林貴虎一般質問の「予定」です。 ええ。強調しました。 直前の方が不確定要素なので。 今回は 百五新本社ビルと城の絡み 超小型車の実験に関すること 小中学校での英語教育の事 それから 1年半ぶりに津インター前の開発のことに関して質問します。 60分一本勝負。 気合い入れて行ってきます。 http://113.42.218.61/TsuCity/ リンクはっときましたのでお時間頂ける方は是非。 m(_ _)m

平成24年第四回定例会:一般質問

本日より一般質問始まります。 http://113.42.218.61/TsuCity/ より中継配信しております。 本日質問されるのは 青山昇武 公明党議員団 渡辺晃一 一津会 山﨑正行 市民クラブ 田矢修介 県都クラブ 長谷川 幸 子 日本共産党津市議団 伊藤康雄 津和会 以上6人。敬称略しました。

発言通告:平成24年第四回定例会

今週木曜日に発言通告の締め切りが有り、議会運営委員会において発言の順番がクジによって決められ通告書が作成されました。 今回の発言者は22名 それぞれの議員がそれぞれの視点で執行部及び市長に質問を致します。 通告書の書き方も色々ありまして、詳細を記載する方、〜に関してだけしか書かない方。 なぜか?が気になる方は個人的にお話しいたします。 私は3日目6日の午後2番目、予定通りであれば14時より1時間頂いております。 私の通告内容は以下の4つです。 ■一般質問 1 超小型車の認可に関して 2 新しい百五銀行本社ビルと津城に関して 3 英語教育の充実に関して 4 津インター前開発に関して 他全通告内容はPDFのリンクを張っておきましたので、DLして読んでください。 発言通告一覧

生AK降臨・ふるさと新聞で

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先日開催しました鈴木英敬知事との懇親会の模様が今日発行されたふるさと新聞に掲載されております。 とっても良い記事に仕上がっております。 編集長、ありがとうございます。 是非お目通し下さい。

Up on the Roof(屋根の上)

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オリジナルは1962年The Driftersなんだそうだ。 定例会の準備で勉強してる「はず」だったんだけど、聞いてたら良い曲だなー何て思ってね。 で、訳しちまった。 そんな風に思う時ってあるよな〜、なんてさ。 以下 私が聞いてる Tack & Pattiバージョンのアルバムのリンクと 私が訳した歌詞。 おいら詩人じゃないからその辺は勘弁ね。 でも意味はあんま意訳しないでとってあるから (っちゅうかとっとと仕事に戻れよって話ね。へ〜すんません m(_ _)m ) A Gift of Love アルバムへのリンク When this old world starts a getting me down この古びた世界が俺を引きずり下ろそうとするとき And people are just too much for me to face そしてもう人との関係に疲れ切ったとき I'll climb way up to the top of the stairs 屋上まで上るんだ And all my cares just drift right into space そうすると抱えてた物が全部空に消えて行ってしまうのさ On the roof, it's peaceful as can be 屋根の上は穏やかさ And there the world below don't bother me, no, no 下界のことなんか全く気にならなくなる So when I come home feeling tired and beat 疲れ切って家に帰ってきたとき I'll go up where the air is fresh and sweet 空気が澄んでる所にあがるのさ I'll get far away from the hustling crowd 喧噪とした中から離れるのさ And all the rat-race noise down in the street 下界の路上のネズミの競争の騒がしさの全てから On the roof, that's the only place I know 屋根の上、俺が知ってる唯一

平成24年第4回定例会

十二月の定例会が本日始まりました。 議長からの議案説明があり、 続いて議員提出議案という形で会議規則の一部改正が議会運営委員会の委員長より提出されました。 平成18年に地方自治法が改正され地方議会でも 公聴会を開催することが出来るようになりました。 この時点で津市議会においても同会を開催することが出来るのですが、実際実施することを踏まえて諸処の内容を会議規則に記載することで、確認するものです。 実は先のポルタの件で元市長を呼んできて公聴をという声がある議員から出され、それを受けてのことのように思います。 議会運営委員会が提出する形ですので、全会は一致で可決されることでしょう。 場合によっては本議会において久居の元市長を呼んだ公聴会の開催に関して要求が出されるかもしれません。 ともあれ http://113.42.218.61/TsuCity/ 中継及び録画のリンク先をまた載せておきます。

安倍総裁のUstream中継解説

昨日はまん中広場にお集まり頂ありがとうございました。 昨日の模様はUstream中継をいたしました。その模様は録画してあります。 小型のカメラなんで画質はあまり良くないですが、マイクから直で音をとっているので内容はしっかり聞いて頂くことが出来ると思います。 タカトラの気まぐれ現場中継  こちらからとんで下さい。 私はもちろん自民党の市議です。だから他の政党を擁護することはありませんが、今本当に経済を回復できる、崩れた外交関係を元に戻すことが出来る政治家の集団はどこか?自由民主党しかあり得ないと考えています。他党の批判でなく自党の成長戦略を明確に提示できる。揺るぎない政治理念を持っている。そんな政権こそが今瀬戸際にある日本を立て直すことの出来る唯一の党だと思っております。 努力をする物がその成果を実感できる社会。明確な経済成長戦略を国でたて、それを地域で実現していく。そんな関係が国政に携わる物と地方行政に携わる物の関係だと思います。だから私は自分の党所属をあえて隠しません。それは自分の政治理念に係わることだからです。 話がそれました。 全体で40分程度の動画です。安倍総裁の演説は25分ほど。 是非ご覧頂けるようお願いいたします。 以下およその内容と時間を記しておきましたので参考にして頂ければと思います。 0:00 田村憲久 9:00 川崎二郎 16:30安倍晋三登場。景気回復に関して 2150 頑張った人が報われる社会を作る事は政治の責任 23:13 景気の好転を実感するには時差がある。地方はそれでは持たない。公共投資が必要。投資によって消費を生み出す。 25:00 医療分野、薬品分野の開発に当力する。スーパーコンピューター京によって雇用が生み出されている。 26:00 140万の労働人口の減、生活保護受給者の増。ばらまき、政策の誤りの結果。 28:00 力強く経済を成長させる。新しい産業をうみ、雇用を生み出し、若い世代がこの地域で生活していける。そんな日本を作る。 28:10 この3年間は外交敗北の3年間だった。海保の船にに体当たりした中国船の船長を解放した。国民の命を守るのは誰か?国民の負託を受けた総理大臣です。

闇の力:dark force

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あのさ、昨日ふと思ったのよね。 Dark Force:闇の力ってさ、マジであるんだよねって。 でさ、映画だとDark Forceに取り憑かれるのは怒りとか憎しみとかって作りになってるけど、現実のDark Forceへ引き込む力は「欲望」。 エゴイスティックな欲のような気がする。 正攻法と禁断の果実。 そして時に禁断の実を得た方が「手っ取り早く」成果を手にできる。 でもその甘い果実に身をやつすと、少しづつ心がむしばまれ、気が付いたときにはもう後戻りできなくなっている。 そんな気がする。 おいらはまだまだヨーダにも鍛えてもらわにゃならんわけだけど、Dark Forceに心を奪われないように心しとかんとな〜。 なんて思ったのさ。

気持ちは全く分からないわけじゃないのよ

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橋下徹 橋下徹に期待したいという声があることじたいは全く分からないわけじゃない。 相変わらず何も変わらないという声が響いているように思う。 誰か何とかしてくれ、という事なんだろう。 でも「何を?」と聞いても「何か」としか答えられない。ただ漠然とした閉塞感。 そのまんま東 そんな中出てきた歯に衣を着せない物言いの一見タカ派風の若い政治家。イケメンだと騒ぐ年配の女性だけでなく若い世代も「何かしてくれそう」と思うのだろう。 そして結構色々な事が出来るしやってきたのだと思う。府知事時代、そして市長時代に。それがよかったのか、実になっているのか、よく知らない。でも革新的な目立つ事業は実際やってきたんだろう。 しかしそれはあくまでも首長という独裁的権限を「持ちうる」立場だったからこそだ。 佐々木理江 地方行政において市長なり知事という存在は、自信以下に数千の職員をたずさえて思い描いたビジョンを即実行させることが出来る。それぞれの部局には部長職がおり経験を持っている。 もちろん議会が存在し承認を得なければならない。だからむちゃくちゃなことは出来ない。しかし地方政党を作ってその面々が議会で過半数を占めてしまった時点でもう食い止める術はない。 これは現に減税河村もやり、維新橋下もやってきた手段。そのやり方がはたして良いのか悪いのかは取りあえずおいておく。 しかしだ、今度は少し様相が異なる。 国政と地方行政はシステムが異なる。 国政においては政治家がそれぞれの省の長を担う大臣になり、それを統括する首相がいる。橋下徹が国を動かすためには少なくとも以下14人の大臣が必要になる。対して現在維新に所属する現職国会議員は9人だという。過半数に必要な議席数や大臣以外に必要な議員のこと、またこの9人が大臣職がつとまるのかどうかは取りあえずすっ飛ばす。 言わんとしてるのは、まかり間違って橋下がたった一人で首相になったとしても、彼一人じゃ国は動かせない。何も出来ないんだって事。 ともあれ現職の衆議院は9人、ほか首長経験者や代議士の秘書など政治に携わった事のある人間で水増しをし、挙げ句の果てに出てきた候補の中にはコメディアンとグラドルまでが居る始末。 お前らこいつらに国を任せて本気で良いと思ってるのか?と問いたくなる。

平成24年第4回定例会:関係資料

定例会がやってまいりました。 今月27日が開会日です。 一般質問は4,5,6,7の4日間 ほか細かいスケジュールは このデータ で確認して下さい。 今回はなぎさまちのタイルを吹き飛ばした台風17号にかんする災害復旧費が幾つか上がっているのと、国の法律が変わった事による色々な条例改正があります。 美杉にある土地の土が無断でとられて転売されていたことで津市が原告になっている訴訟にかんする資料も入っています。 そうそう、衆院選に関連して補正も上がっています。 1億439万3千円 うち 9685万6千円は県から降りてきて 残りの 753万7千円は津市の財政調整基金から繰り入れることになる。 半分が職員の時間外手当で4548万3千円 報酬として1181万7千円という額も上がっている。投票所の監視だったりとか職員でない人達への何らかの手当なんでしょうかね。 それとは別に賃金として 214万6千円という計上もある。 あとは委託料として 2406万6千円ってのは何なんですかね。 消耗品やなんやかんやに400万程と 機材のリースだとかで360万程とか ま、何にしても津市では1億かけてやる選挙。 皆さん投票に行きましょう。ということで。 議案ダウンロード先リンク

井村屋:浅田社長インタビュー:第2回

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貴虎: 市役所の中の仕事は往々にして決済がついて回ってきて、部長が責任を持たなければならない、順々に上がっていって最終的には副市長や市長が責任をとるという形をとります。誰が責任をとるのかと言う事に常に縛られるので、革新という所に弱さがあるとおもいます。 社長: 井村屋グループが理想としているところは繋がり経営と初めから言っています。最初は実はこれをシステム経営と言っていました。私が標語として社長になったときに言ったのですが、ただシステム経営というとわかりにくかった。ITの事かと言われた事も多々ありました。ですから繋がり経営という風に言い方を変えました。部署間の繋がりを良くすることを考えないと上手く行かないと事がたくさんあります。本当に理想としてそれをずっと言い続けていくとしても、理想的な繋がりが出来ているのか、と言えばまだまだだですが、チームとして個を大切にする、システムというのは最終的に落としていくとエレメントになると考えています。エレメントが一つかけても機能しない。エレメントは非常に大切だが、全体の中にあるエレメントと言う事を全体がどう意識するかという事も大切で、そこに対する理解を我々がしておかないといけません。彼の仕事はここに繋がっていて、ここに関連していると言う事をお互いに分かっていると言う経営をしています。 この数年社内ではシステム教育というのを続けています。なかなか概念が実際の行動の中で仕事に生きているかと言う事になると難しいですが、少しずつ他への関連「そこから何所へとんで、自分の仕事にどう影響するのか」という事を考える力、これが少しづつは出てきたのかなと思っています。会社によってはthinkと言う言葉だけを会社の是にしている所もあるぐらいで、考えると言う事はとても重要です。 貴虎: 自ら考える。繋がりの中に、自分がやっていることが何所に繋がってどうなっているのか。自分の仕事が如何に大切かと言うことが、自ら理解しなきゃ成らないし、それを知ることによって、責任感も生まれる。仕事に対する自負もうまれてくる。与えられて、貴方がやっていることはこうなんだと言われるのでは無く、自分からつかみ取って理解していくことの重要性ですね。 社長: だからイノベーションが大切です。行政と企業の差があるかも知れませんが、一番変わりにくいのは、

生AK降臨!

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一昨日、いつも私が定例会の報告をweb中継しているGarden Bar Marilynにて 特別ゲスト ****鈴木英敬三重県知事**** をお迎えして、懇親会をもちその模様を中継させて頂きました。 政治の事や公務のことは殆どなく、あえて素顔の英敬、生AKを感じられるような無いようにしようと思いまして、プライベートのことを色々お伺いしました。 生AK降臨:録画サイト (オンエアー前の7分ほどは無音です) 冒頭から写真の撮影もOK FBのタグつけもOK 私はその後仕事があったのでフリーでしたが知事はビールも2杯ほど飲まれ、 すっっっっっげ〜〜〜〜〜〜気さくに交流してくれました。 何にしても乗りが良い。 なん何このフランクな知事! 知事なんでどっか高いとこにおって取っつきにくい人みたいな固定概念を吹っ飛ばしてくれるような近づきやすさに、およそ20人から30人ぐらい集まった皆が驚き、喜んでました。 挙げ句の果てに最後ちょっとミュージシャンの一人の準備不足で少々時間が押したにも係わらず、写真責めにも全て答えて頂き、挙げ句の果てにサインまでして行ってくれた。 いや〜〜〜ほんっっっっっとありがたいことで。 素晴らしかった。 AK万歳!

トイレットペーパーになりますm(_ _)m

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全員協議会おわりました。 最終日にあった行財政改革後期実施計画に関しては、一つ温存してある物はスキップして、それ以外の2点お話しさせて頂きました。 一つは自主財源の確保。 収納率の向上と広告収入「等」と書いてはある物の実質はこの二つだけ。1000億の予算がある自治体において目標と掲げる1200万の広告料は、そりゃないよりゃ良いけど、少し控えめすぎない?という事。 広告収入に限らずもっと他の独自財源確保に努力して下さい。という提言。 あと未利用地の売却推進と言いながら、担当官は「インターネットでの競売で・・・」なんて答弁で緊張感無し。そりゃ今までもやってることでしょ?推進と言うからには前よりも成果を出すべきでしょ?目標値を設定しなさいよ。という事を提言いたしまして、次回の訂正内容を期待して待っております。 あと作業効率の向上。 基幹システムの導入が何よりも効率向上という答弁。 そりゃ良いシステムなんだろうけど、それでもアナログ部分は残る。 悪いけど作業量の管理、即ち少なくとも経常的な作業に関してはのべ労働時間や最多人員、即ち経費を算出して、その上で明確に縮減目標を立てるなり、縮減効果のある改善提案を精査し、効果の可能性がある物は実行していくとった、個別の積み上げによる切磋琢磨も必要でしょ。という、ま、そこまでは言わなかったんですが、行革にまつわる事にかんする提案を、2年計画の計画書策定に当たりさせて頂きました。 ま、それはそうとして。 この書類の山。 使い終わりました。 メモった物もあるので、そいつは再スキャンしてとっておきますが、それも済みましたので全て破棄。 データなら。 廃棄量0 ねぇ〜。こっちのが経費削減に確実になると思うんだけど・・・・・ あ、因みに誤解のないように。議会のペーパレス化は議会側の問題。議員が判断しなきゃ成らない話ですので。執行部側も「印刷に時間がとられる」「ペーパレス歓迎」の声があることも承知してますので、実行できるよう引き続き努力します。m(_ _)m

全員協議会3日目

先週金曜日全員協議会が開かれました。 津市総合計画後期基本計画(案) および 組織運営の見直し、つまり部署の統廃合、基本2500人体制に向けての人員削減が軸になっている改変が審議されました。 昨日は委員会協議会が、予定されていた2委員会において行われ、 私の所属する総務財政委員会では 津市地域防災計画の修正案について および 第二次津市男女共同参画基本計画(案) について審議されました。 本日は初日に審議が出来なかった 津市行財政改革後期実施計画 および ポルタ久居の再生を踏まえた久居駅周辺地区のまちづくりビジョンについて が話し合われます。 http://113.42.218.61/TsuCity/live_page.asp 中継リンクです。

井村屋:浅田社長インタビュー:第1回

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世界に進出している大企業がこの津にある。 そんなグループ企業のトップが、実は車で30分の所におられる。 しかも!私の小中高の先輩。 私個人的にも学べる事がたくさんあるんじゃないか。また市政のこと町のこと、世界を見て回ってきた津市出身のエリートの意見を聞いてみたい。 そんなことから無理をお願いしました。 私の要望を快諾頂いた浅田社長との会談内容をおよそ4から5回ぐらいに分けて掲載していきたいと思います。 ******************************************** 浅田社長は高校時代バスケ部に所属しておられたとのこと。その時高校のバスケの顧問の先生から多くのことを学んだとお話しをされておりました。 以前に津高で講演をされた際に 「チームとは何かでチームに貢献すること。全員がそれぞれ出番がある。優れた選手がいなくても、それぞれが役割を果たすことで強いチームになる。」 と言っておられました。 そこでまずおたずねいたしました。 小林貴虎: 多くの従業員が一つの方向に向かって邁進していく、士気ややる気、個々の力を引き出して発揮させるために、リーダーとして気を付けておられることはありますか? 浅田社長: 眉毛は顔の中にある存在そのものが役に立っています。役立たない者はチームの中に居りません。企業も行政も同じで、何のためにという目標意識が重要です。井村屋でもMission Vision Passionの3つ、頭文字をとってMVPを定め大事にしています。Missionすなわち、井村屋グループは何のために存在しているのか。誰のためのお役立ちをどのようにやるのかと言う事を共通の理念として持つことがベースに無いといけないと思っています。(会社組織の中の)できる限り多くの人がその事に対して共感、共通認識を持っていると言うことが大切なんです。これはお題目のように書いてあって唱えるだけではダメで、その事に対する意識と理解がないと意味が無いんです。 ドラッカーが好きでドラッカーの話をよく社内でもします。ドラッカーが学生の時に担当教授から「君は世の中でどのように覚えられたいか?」という質問を受まして、その時にクラスのメンバーを含め

全員協議会:中間報告

結局午前中を占領してしまいました。 といっても説明が終わった10時半過ぎから1時間半。 言ってみれば過去一般質問の割り当てが会派制だったときのマックスがだいたいこれぐらい。 長くなるの分かってたし、後半周りからの「波動」が若干居心地悪かったですが、だから冒頭一発目で発言させて頂きました。 計画と言うからには、計画の目標、目標到達までの手段が書かれているべきだと思っています。 これは総合計画だから、別の個別の計画書や具体的な事業計画として出していく、という答弁が殆ど。 にしても、定義も設定も一般論的なものが多い。 こんかいが初めて、次回どんな案が出てくるのか「楽しみ」にしてますが、ここからどう修正されるか見定めます。

流山、井崎 義治市長からFB友達申請

ついさっきの事。 先日行政視察で伺った流山市の井崎義治市長からFBの友達申請がきた。 流山市:シティープロモーション課 この記事を読んで、流山のことを書いてくれてありがとうというメッセージ付きで。 こいつぁ〜嬉しい。 しかもこの市長、おじいさまが津市出身だと言うでは無いか! 一気に親近感が! 上のリンク先で書いたとおりこの市長が選挙で当選してからこのプロモ政策が始まった。 FBの基本データを見るとやっぱり民間出身の方。 カリフォルニアの大学院も出てる。 流石だ。 流山の政策の持つ柔軟さは、根っこがここにあるんだ。 うちら津市も負けるわけにはいかない。 しっかり勉強させてもらって、我々も良い市を作ろう。

来る9日の全員協議会の関係資料

この金曜日9日に全員協議会が開かれます。 内容は 1.津市総合計画後期基本計画(案)について 2.組織運営などにかかる見直しについて 3.津市行財政改革後期実施計画(案)について 4.ポルタ久居の再生を踏まえた久居駅周辺地区のまちづくりビジョンについて です。 関連する資料の一部を evernoteでシェアいたします。 https://www.evernote.com/pub/eternalhigh/2411 加えて全員協議会後に 総務財政委員会の委員会協議会というのも開かれる予定です。 こちらでは 1.津市地域防災計画の修正案について 2.第2次津市男女共同参画基本計画(案)について が話し合われます。 日程は9日の他に12.13が予備日として設けられています。 さて、FB上では手短に書いたんですが、 この後期基本計画は、この先5年間の津市の方向性を定める重要な計画です。 内容は市政全般にわたって網羅されています。 市長が招集した総合計画審議委員会においては過去6度ほどでしょうか、会議がもたれ分科会を作りそれぞれ参加委員が意見を出し提案をまとめています。また地区審議会というのも合併前の10か町村別に存在しこの審議会も数度にわたり会合を持って意見をまとめて提出しています。 議会においてはこの後期基本計画に関して、個別の議員が一般質問にて話題に揚げ無い限り語られたことは無く、議会という形での議論の場が設けられたことはありません。今回が初めてです。 にもかかわらず他4案と併せての議論というのはあまりにも時間が短いように思います。 仮に10時から5時まで、昼休みの休憩1時間を除いて合計6時間。4分割をすれば一つの案件に対して1時間半しか当てられないことになります。一体どれだけの議論が交わせるというのか。何所まで掘り下げられるというのか。 もちろん先述の通り予備日が有り、最大3日間議論することが出来ます。 ただそれはあくまでも他の議員も含めてそれだけの時間をかけるべきだと考えればの話。 なかなかやりにくいのが現実。 それでも十分準備をして協議会には向かおうと思いますが、どうなるかは分かりません。 web中継はされると思います。 ですから録画も残るでしょう。 長い審議になる可能性が高いので多くの

井村屋:浅田社長とのインタビューを終えて

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今日津市に本社のある一流企業の井村屋グループの浅田社長とお会いした。 実は浅田社長と最初お会いしたのは選挙直前の昨年の4月の事で、私の同級生の尽力で当時まだ何の役職も持っていなかった私を快く迎え入れて頂き、5年持つ保存食用羊羹まで頂いて帰った。 今回は私がよくお会いする方の一人で非常に顔の広い方の協力で、単にお会いするだけで無く1時間を超えるインタビューをさせて頂くことが可能になった。 浅田社長におかれては、NHKを初め様々なメディアに取り上げられている方であるにもかかわらず、インタビューなんてまともにしたことの無い素人の私をも快く迎えて頂いて、終始和やかな中、克つ見識の深い話をお聞かせ頂き、社長の穏やかさと知性を強く感じさせて頂いた一時だった。 脇も甘く至らないところも多々有ったであろう私なのだが、まったく私は多くの寛大な人達に恵まれている。朝早くから鈴鹿から来てくれてカメラを回してくれた同級生も含めて。 インタビューの内容は早速今日ラフだけどもテキストに落とし終え、早急に整理した上で内容の確認を頂き次第webに上げ、皆さんにも読んで頂けるようにしようと思う。 期待してお待ち頂ければと思う。 今後、私のインタビューの質の向上も上げていかなきゃ成らないのだが、上手く準備をした上で、津市ないしは近隣のリーダー達を訪問し、私自身も学び、またその内容を多くの方々と共有できるような企画を継続していきたいと思っている。

議会改革検討会

さて、今日は議会改革検討会。 午後まで引きずるような気がします。 と言うのも、先の12月のことが原因で2月に働きかけをして解決をつけた、委員外議員に対する発言の制限に関して、「彼」が討議したいと言っています。 巻き返しを図りたいわけで、ちょっともめるでしょう。 それとは別に、もっと大事なことが! 友軍が出来まして、新たにPCおよびタブレットの使用に関して上程があるようです。 今回の面子であれば何らかの形に進むことになるでしょう。 もっともここで可決されたとしても、その後代表者会議や議会運営委員会といったハードルを越えなきゃ成らないんだけど、仕える者と仕えない者、分かる者と分からない者のギャップを如何に埋めるか。課題です。

流山市:シティープロモーション課

今回の総務在世委員会の管外視察の報告第一弾。 千葉県の流山市に行った。 流山って何所?ってのがおそらく多くのリアクションだろうと思う。正直私もそう。 ただ、職業柄じつは、ここの市議会がFBのアカウントを持っていること、結構開かれた議会だという「噂」は聞いたことがあった。あと、訪れて議場を見せてもらって思い出したのが、スマホ評決。議員が議会に出席するときにログイン手続きをしてスマホを持って入場、起立とか手を上げてでは無く、スマホの画面上の賛成反対ボタンを押して評決をとる方法を採用していると言うことで、新聞にも載ってたはず。そんな有名な市だ。 でも、流山って何所?っていうリアクションはそれでもやはり、我々関東圏外の人間にとっては現状なんだろうと思う。そしてその事を流山市はよく知っていて、そこからの対策がこの「シティープロモーション課」の活動だ。 何よりも素晴らしいのが、このシティプロモーション課、目的、目標、および働きかけるターゲットがものっすごく明瞭だと言うこと。これ戦略としてある種当たり前のことなんだけど、往々に津市の執行部の答弁の中にはみえてこない。そんな思考があるのかないのかは良く分からないが。 さて、その流山。 平成17年につくばエクスプレスが出来ることに先駆けて、町の戦略をたてる。 市長が替わったことも切っ掛けとしてあって、その市長の下シティプロモーションに関しての事業が動いていく。 この市、財政力指数0.94の優良市。もちろん人口16万ちょっとがたたの35キロ平米に住んでるコンパクトシティで、700キロ平米を超える土地に道路や下水道や他インフラやプラントを抱えている津市と単純な比較は出来ないが、地方税の48%を個人市民税が占める町。必然的に「人口を増やそう」という方向性に的が絞られてゆく。 つくばエクスプレスが仕えるようになってからは都心まで20分少々になるわけで、「都心から一番近い森のまち」を軸において他事業を展開していく。 ポイント1:とにかくこの市のシティプロモーションの目標は、そして事業評価の基準は、「どれだけ人口が増えたか」ここに集約される。 広告活動を行ったり、FBやTwitterを使った広報活動もやったり、あと交流人口の増加→定住者の増加という位置づけで、まず一回来てもらおうという導入企画のイベントも行

習志野市:公共施設白書

管外視察報告第2弾は習志野市の公共施設白書だ。 こいつはスッゲー頭の痛い話。でもマジで現実直視しないとかなりまずい話。 ぶっちゃけ成熟社会の今、過去と同じだけの公共施設を維持していくのって無理じゃね? っていう何となく思ってることを、数値出して調べよーよ。って事。 どうだろう。正直自分の地区にある公民館を閉鎖しちゃいます。って言われたらどういう反応します? えっ?マジで?何でウチなの? と成るだろう。 また自分の通っていた、ないしは自分の子供の通っている小学校、中学校、または幼稚園が、閉校します。統合されます。って言われたら、まず拒否反応が起こるだろう。 学校に関しては児童数が分かっているのであまりにも少なければ仕方ないかな〜と思うかも知れない。でもその「少ない」の基準は? だから数字を示す必要が出てくる。 習志野市の結果は結構ショッキングだった。 市の所有する全施設の建築年数や床面積、そしてそこから割り出される修繕や改築に必要な総額は、 年間40億。道路や橋梁、他インフラやプラントなど全ての維持にかけていたお金が年間50億。とてもまかないきれない。実際20億ぐらいしか年間支出できないのが現実で、即ち市の施設の半分を潰さなきゃ成らないという計算が出てしまったというのだ。 実際施設の修繕計画ってのは縦割り行政の中、各部局が持っている施設をそれぞれの部局が部局内でそれぞれ優先順位をつけて予算計上する形になる。まず全体でどれぐらいのスパンでどれぐらいの経費がかかるのか全庁的に把握することが出来ていないか、困難である。 上がってくる物全てを予算化することはそもそも無理で、最終的に予算組をしていく中でどれを落とすかどれをやるか決めなきゃ成らない。ここも「感覚」だったり「力量」だったりという物が介在しての判断になるのだろう。結局だれも明確な判断基準を持っていない状態で何らかの結論を出していかなければならない。新しい施設を作ればそれにはもちろん運営経費や維持費がかかってくる。それも津市全体の財政の中に長期的にどのような影響を与える物なのか「分からない」。だから建てるべきだという主張が強ければ通って行ってしまうだろう事は容易に予測できる。 あるいはその規模も財政的に「適切なのか」という事も何となくで話をしなければならないはずだ。 これらのことが白書を作成し、全体像が部局斑抜きで把握

清酒の町、東広島市

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視察訪問後に市役所の近くで昼食をとった。料理屋の周りは造り酒屋がいっぱい。市役所で渡された資料の中にも醸造メーカーの地図や商品の紹介があった。駅のホームにはメーカー名や商品が展示してある。 どうやら市を上げて売り込んでいるようだ。 昼食後に散策してみると、その如く見事に集約した造り酒屋街がそんざいし、僅かな敷地に幾つも酒屋が並び立っている。いずれも見事な煉瓦造りの煙突と、古い木造の立派な門、そして白壁の酒蔵をもった老舗。 どうやらここには澄んだ井戸水があるようで、酒屋の前にはおそらく電動でくみ上げている清水を提供し、その前にはペットボ トルを持ってくみに来ている近隣の住民が居た。残念ながらたくさんのペットボトルを抱えてくる方がおり、あまり時間の無い私はくみ終わるまで待つことが出来ず、試飲には至らなかった。 周辺の道路は綺麗に整備され、電線等も地下を走っており景観が保たれており風情がある。 酒屋さんの多くはは施設内を公開しているようで、散策できる環境が整っている。 中にはモダンな作りの料亭を併設していて、美酒鍋といった有名(らしい)料理を提供している。 明らかに町の色があり、匂いが有り、特色をしっかり感じることに出来る町づくりをしている。 短期滞在だっことが悔やまれて成らない。 次回是非訪れて、十分町を見て回りたい。

行政視察報告:総合交通体系

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 総合交通体系特別委員会の管外視察で、下関市と東広島市を訪れた。 下関市は平成の合併後人口30万を僅かに超えていたが、現在28万人に減少している。 平成23年度の歳入決算額は 125,306,782,435円歳出は 121,392,332,291円とこの辺も津市より若干多い程度で良く似ている。面積は716.17平方キロメートル 北九州に向かって新幹線や在来線そして高速道路が通っている関門海峡側がコンパクトに発展しているが山側というのか合併した地域は過疎が進んでいる。 東 広島市は人口19万人と津市よりも随分少ないが、面積は下関や津市の710.81平方キロメートルと大きく異なること無く635.32平方キロメートルあ る。ここも平成の合併で中心になる東広島市の周りにあった4つの町が合併して新東広島市になっており、山側の2町は2000人ないしは3000人規模の町 で過疎化が進み公共交通との接続が難しい空白地帯が存在する。 因みに財政力指数という数字があり、読んで字の如くその自治体がどれだけ財 政力があるかを示した数字がある。これが1を超えると自分のところでやっていけまっせ〜って事で交付金が国から下りてこない不交付団体になる。逆に1以下 数字が減れば減るほど交付税を当てにしないと自分の所だけではやってけませ〜んという度合いが高くなる。 下関市は0.544、東広島市は0.87、津市は0.74である。 23年度で受け取っている地方交付税は 下関が29511629000円 津が19995793000円 東広島が9169056000円 それぞれ人口割りをすると 下関は280062人で、一人頭105375円 津市は280887人で、一人頭71188円 東広島市は178653人で、一人頭51323円 をそれぞれ地方交付税として国から受け取っていることになる。 よーけもーた方がええんか、出来るだけ自立していくべきなのかは見解の異なるところだが。 さて、肝心のコミュニティバスと津市で呼んでいる交通弱者対策事業だが、いずれの市も頭を抱えているというのが、今回の訪問先において感ずるところだった。 免 許を返納した時点で病院や買い物と言った生活に必要な事象を解決していく事が極端に困難になるため、いずれの市の高齢者もぎりぎりまで運転しようとする傾 向にある。また基本的に自家用車による移動が生活の根