PFIスクール
ちょっと体辛かったんですけどね、どうしても出ておきたかった研修があったんで、大阪まで行ってきました。 全12回コースのPFI・PPPスクールです。 日本PFI・PPP協会ってところが主催です。 PFIって何よ!って方もみえると思うのでざくっと説明しますと。 Private Finance Initiative の略で、直訳は「民間の財源を使った事業」ってな感じで、これにもとづいて「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」俗に言うPFI法ってのが1999年の7月に公布されてまして、この法律にのとって行われた公共事業がPFIだと考えてもらって結構です。 法律の名前を読むとなんとなくイメージがつくと思うんですが、 公共事業っていうと基本市なり、県なり、国がお金を出して行う事業です。 市立病院、私立小中学校、下水道、上水道、県道、空港などなど。 これらの事業を、民間が民間からお金を調達してきて建設し、運営までも任せることで公共事業費を削減することを目的にして、PFI法によってこれを可能にしました。 PFIは設計、運営、意地管理を全てSPC(Special Purpose Company)つまりPFI事業運営のために特別設置された会社によって執り行われます。 これによって 日々の運営の効率化を考えて設計ができる。すなわち運営面でのコスト削減が見込める。 運営と管理・修繕が設計も含めた同一会社の責任になるため、適切な管理運営が見込める。 また、SPCが利益を得ることが認められているため、運営によって得た利益で設計費用を返済していくことができるため、 事業の内容と、そのデザインの仕方によっては、独立採算型といって公共の支出一切なしで公共事業を実施することも可能になります。 そのちょー有名な例が 豊島区の新庁舎 いろいろ賛否はありますが、上部を分譲住宅にすることで建設費における公共支出は事実上ゼロ。 画期的でした。 ちなみに津市にもPFIで建てられた施設が一つあります。 新斎場です。 これはPFI法に基づいて建てられたのでPFI事業として認識されています。 が、PFIのPF、つまり民間資金は投入されていません。通常の公共事業と同じように市債と合併...