津市の英語教育
南が丘小学校は現在特例校という枠組みで英語教育を行っている。 その恩恵で1年生から4年生にかけて、文部科学省が指定している教科時間数を一部英語のクラスに変更する事ができ、英語教育を行っている。 津市において南が丘の英語科は少し有名で、転入してくる転勤族の人達も南が丘小学校を希望して周辺におうちを構える人達がいるらしい。 一体どれぐらいの事を教えているのか、また南が丘に限らず他の学校も含めた津市の英語教育のレベルはどれぐらいなのか、またまだまだ向上させる余地があるのか、有るとするならば何が必要なのか等々。とにかく現場を見てみない事には始まらないと思い現時点で南が丘小学校、南が丘中学校、安東小学校と視察をした。 我々が小学生や中学生だったころと違いALT(Assistant Language Teacher)というネイティブの人達が一人で複数の学校を受け持って英語のクラスの支援をしている。 実際何所の学校に行ってもリスニングのスキルが結構ある事に驚いた。 毎時間はじめに繰り返しやってる事とはいえ安東小学校では3年生でも1月から12月まで言えたし、曜日もちゃんと言える。心許ないものの何とか今日の日付も言え、how is the weather today?との問いに snowy? no! rainy? no! cloudy? yes!と応答ができている。 6年生の子達のクラスではカードゲームをやっていた。絵の描かれたカードが配られて、ALTが英語で状況説明をする。thomasがキッチンで野菜を切ってて女の子(名前忘れた)が皿を洗ってて〜みたいな事言うと殆どの子達が該当するカードを当てた。センテンス全てを理解しているかどうかは分からないが、少なくとも途中で入ってくる知っている単語vegetables だとか fastfood だとか baby だとかをキャッチしているだけ凄い。 おいら小学校の時に外人さんに英語で話しかけられてもちんぷんかんぷんだったぜ〜。今の子すげ〜と正直思った。 正直南が丘小学校は特別で、他の小学校に行ってた子達は全然ダメで、その後の中学校や高校に行ってからでは取り戻す事のできない圧倒的な違いがあるんだろうかと思って、昨日南が丘中学校のALTに他校との違いを聞いてみた。 彼女は他の中学校や小学校でもALTとして赴任してる...