市長になりたいのかって?
良く言われる。 ま、言われも仕方ないのかなと思う部分もある。 ちょうど昨年当選させていただいて以来4回の定例会の内3回質問させていただいた。 初回は震災対策。特に避難生活に必要になる物資の供給およびそれに係る事前災害協定の内容について詰めた。 一回跳んで12月には活性化即ち人の流入という事の中で、長期流入即ち移住ではなく、もう一方の短期流入即ち観光面の市の姿勢を問うた。 ここには津城復元、津郷土資料館の設立、インター前のバス停及び常設物産展の建設という3本を中心に問うた。 最後前回は当初予算をふまえて津市の財政に関して問うた。 財政状況が良くなる見込みのないなか大型の事業を継続していく事への反対 当初予算に経済活性を見込んだ事業の少なさへの苦言 そして 前回言い残した半分、経済活性の為のもう一方、人口流入に向けての考えを問うた。 いずれも市全体のことを中心に質問内容を構築している。 私の基盤になる敬和地区や旧津市に限られた話は一切していない。 津城の復元等々の話はもちろん地区内になるが、これは観光の中心としてインターやなぎさまちの結節点としてのアクセス良知を考えればここから手をつけるのが妥当であり、他へ派生することも意識してのことであり、別段敬和地区、大門商店街だけの事を考えて引っ張ってきたものではない。 貴虎だけに高虎、という部分は否定しないが。 だから、 「市長、貴方はこう考えているようだが、私ならこうする。」 という意識で常に質問をしている。 どうだろう、私はこれからの市会議員は全市的な視点で発言をする必要があると思っている。特に地方分権が騒がれいよいよ様々な責任が地方に課せられる時代に移っていく今、 議場を地域や特定の支援者からの公式陳情の場所にしてしまうようでは、課せられた責任に潰されることになるだろう。 現在の津市議会の議場には「議論、討論」という側面が非常にかけている。 その証拠に議員間討論というのは成されない。委員会では辛うじて存在するが。 基本一人の議員が対執行部との間でやりとりをするだけ。その間他の議員は聞いてるだけ。 「特定の案件に対して議員同士も意見を出し合ってその結果新しい結論を生み出す」 という図式にはなっていない。 だから執行部は結果ありきの議案提出を...