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たかとら新聞:平成29年活動報告

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本日12月27日、経費や他の理由で津市の一部の地域の方だけではありますが、中日新聞の折り込みに私の平成29年の政治活動の報告を広報として入れさせて頂きました。 PDF版のリンクをここに張っておきます。 たかとら新聞平成29年版PDF 内容は以下の通りです。 ********************************** 津インター前 刈谷のハイウェイオアシス 津インター前の開発は何十年にも渡って多くの人達が望んできました。しかしこの地域は旧津市の時代に「優良農地」に指定され、開発に制限がかかっています。その事が理由で、地主は売却出 のお客さんが津に訪れて最初に目にする地域でありながら、誰もお店を作れない、食事も出来ない。そんな場所になっています。  今年六月末の新聞で農地転用が可能になるというニュースを知りました。確かなことを確認する為に田村のりひさ代議士にお願いし、十月三日衆議院会館で経済産業省と農林水産省の方々から直接お話を伺う機会を設けて頂きました。 開発は出来る! 結論を述べると、一定の条件を満たせば津市のインター前も開発が可能であるという確証を得ることが出来ました。  三重県には年間四千万人を超える人達が訪れ、津市を超えて伊勢志摩に向かう方達が一千万います。その多くが伊勢自動車道を通って、津を通過していきます。三十分でも津で止まって、「次回は津に降りてみようか」と思ってもらえる策を講じることが、津への観光流入客を増やし、津の経済に大きく貢献するでしょう。 過去8年間の津市の人口 観光で人口減を補う 津市はこの七年間で約八千人人口が減っています。それだけ市内でお金を使う人の数が減っているという事になります。人口一人当たりの年間消費を百万とすると約八十億の消費がなくなったことになります。人口は簡単に増えません。観光客の消費を取り込まないと津市はもっともっと寂しい町になってしまいます。 皆が使えるハイウェイオアシス  刈谷のハイウェイオアシスは高速道路の利用者だけでなく、地元の人達も遊びに行く事が出来る場所になっています。休日になるとイベントを開催したり、遊園地に遊びに来ているお客さんでいっぱいです。津インター前の広大な土地を上手く利用すれば、津の人達が集まることの出来る拠点にする事が出来る

「一人より二人がいい」の欺瞞を明らかにする

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三重1区限定の話をする。 自民党から立候補している田村のりひさには比例復活がある。 松田は無所属、後が無い。 一人より二人の方がいいじゃないか。 だから松田に入れてくれ。 といった戦略で無所属候補は戦っている。 政策議論はでてこない。 せいぜい「安倍一強を打破する」といった程度。 政権与党になれない無所属議員はどれだけ圧倒的な票を得たとしても、議会のシステム上たった一人で安倍政権打破することはできない。 安倍批判の票を狙ったキャッチコピー以外のなにものでもなく、仮に彼が勝ったとしても票を投じた有権者に対して「安倍一強の打破」という約束を履行することは出来ない。 ********************* さて前置きが長くなったが、国会議員は「一人より二人の方がいい」を論破する本題に入る。 結果を先に述べ、説明を後にする。気の短い人はここだけ読めばいい。 国の直轄事業である国道23号線の北勢、中勢、南勢バイパスの進捗状況と選出国会議員を見比べれば一目瞭然だ。 「コンクリートから人へ」をウリに2009年に政権を奪取した民主党の流れを汲む国会議員がいる地域は道路事業が滞っている。 道路の整備は渋滞を減らし人と物の流れを生む。 逆に渋滞は負の経済効果をもたらす。 公共事業と道路整備を軽視した政権の負の経済効果が、三重に負の影響を未だに及ぼしている。 結果三重の1区、2区、できることであれば3区からも無所属で立候補している民主党の流れを汲む議員を駆逐することが三重の利益だと考える。 ********************* それでは各選挙区ごとに国道バイパス整備の現状と選出議員を明示していく。 南勢バイパス  松阪から伊勢までの区間 1970年(昭和45年)に事業化 1975年に暫定2車線で開通 1994年(平成6年)には全線4車線化が完了 2001年(平成13年)には伊勢地区の6車線化が完了 旧5区 新4区 伊勢以南東紀州まで 三ツ矢憲生 自民党のみ 旧5区、新4区に含まれる東紀州地域では紀勢自動車道も整備が着実に進んでおり、程なくして和歌山に接続するところまで整備が進んでいる。 旧4区 新1区の一部 松阪地域 田村のりひさ 自民党のみ 第43回、第44回衆議院選挙においては野党に比

民泊、文化財保護、対ミサイル防災訓練:へ伊勢29年度第3回定例会質問まとめ

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平成29年の第3回定例会での質問内容を、いつも通り分解して、動画と共に解説する。 なお、ブログに埋め込んである動画は解説ごとに分割してあるので、通して1時間見ていただける方は、 このリンク先 から閲覧いただいたほうが便利である。 今回は5つ準備しましたが、結果的に取り上げることが出来たのは、 旅館業法の改正について。所謂民泊に対する津市の対応の確認 文化財保護法改正について。これからは文化財の活用をうまくやっていきましょうね。という提案。 弾道ミサイルに対する防災訓練に関して。先に津市で行われた防災訓練から見えてくる課題と、今後の訓練の在り方に関して 以上の3点。 それぞれ 8分39秒、43分34、7分47秒といったかなりアンバランスな状況だった。 1. 旅館業法の改正について 民泊が法的に位置づけられてくると共に、その管理の在り方が固まりつつある。 基本的には県に登録し、県が管理し、場合によっては県が立ち入り権限を有する形で条例が整えられる事になる。 しかし、 ゴミや騒音といった問題は市の住民から上がってくる要望で、市民部に上がってくることが多い。そのたびに県に対応を要請しても、旅客はすでに旅立っており、対応が間に合わないことが懸念される。 現時点ですでに登録されている、無許可だろうと思われる民泊が津市にはあるので、市の窓口対応をしっかり整えてもらいたい旨を伝えた。 また、一方で山間部など古民家を利用した民泊事業で成功している事例もあるので、活用すべき所は活用し、規制すべき所は規制するため、津市としての対応を条例など定め明確にしておくべきだと提案した。 ********** 2. 文化財保護法改正に関して 文化財は保護していくためには沢山の予算が必要である。 現在までは文化財は教育委員会の管轄で「保護」の観点から利活用にかなり制限がかかっていた。ところが活用なしに収益化は難しく、得た収益を適切に「保護」の費用に運用していくスキームが作りにくかった。 今回の保護法改正により、もっと広く利活用を捉え、保護と活用の両輪を上手く回していく事が今後の方向性として定められることになる。 全体としては、現時点で津市の文化財保護が、 資金面に於いて不十分である事 利活用のための前提としての魅

小林麻耶さんのブログを読んで、8/15にあらためておもう

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「今の平和があるのは私たちのご先祖様たちのおかげです。」 って言える人だったんだな、この人。 ちょっとまえコンビニのCMでアホっぽいキャラ演じてたけど。 小林麻耶オフィシャルブログより 8月15日 終戦の日 http://ameblo.jp/kobayashi-maya/entry-12301646352.html ************* として回天の特攻隊員の遺書を転写してる。 敵が迫っている。大好きな母が死なれるのがこわい。 母に泣かないでくれと言い残していく18歳。 この言葉に感動しない人がいるだろうか、と思う。 ************* 先の大戦に関しては色々な人達が色々な事を言う。 戦争自体が正しい勝ったのか間違っていたのか、という議論はあまりにもおおざっぱすぎる。 開戦に至るまで、戦争中、終結に向けて、 おびただしい数の判断があって、その全ての判断が正しかったとはとてもじゃないが言えない。 誤った決断もあった。 もっと違う判断を下していれば、という局面も無いわけでは無い。 しかし、時代を下って結果を知っている我々が過去を非難するのは、過去の人間に対して不公平だと常に思う。 当事者はぎりぎりの選択をせまられ、精一杯生きてきた。 仮に自分がその時その立場なら、彼らと同じ判断を下さない保証はあるだろうか? ************** 全てを正当化するつもりも、その必要も無い。 ただ、先の大戦の評価と、自らの命を犠牲に日本を守った人達の評価は全く別物だ。 自らの未来への希望もあっただろう、夢もあっただろう。 しかしそれを諦め、ただ家族を思い戦いに行った人達が、我々の先祖に居る。 時代を恨むこともなく、政府を恨むこともなく。 ただ、愛するもののために。 その心は尊く、美しい。 そして彼らの貴い犠牲は、確かに敵の本土攻撃を遅らせ、日本を守った。 ************* 彼らが残るものに託した想いは一様に、平和な国家と日本の繁栄だった。 その想いが集約された一言が、昭和天皇の発せられた終戦の詔書の末尾にあると思っている。 宜シク挙国一家子孫相伝ヘ、確ク神州ノ不滅ヲ信シ、任重クシテ道遠キヲ念ヒ、総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ、道義ヲ篤クシ、志操ヲ鞏クシ、誓テ国体ノ精華ヲ発揚シ、世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ ********

2議席削減、議員提出議案に関して

本日平成29年第2回定例会が終了しました。 閉会日には議員提出議案として議員定数を36人から34人に減らす議案が提出されたことは、昨日の新聞報道においてすでに知られているところです。 この議案は議長及び副議長を除いた34人中24人の提出者として名前をつられた議員の署名が付されているため、提出されば、提出者が撤回をしない限り可決されることが明らかです。 私はこれに反対理由を討論の場で明らかにし反対をいたしました。 以下に理由を述べます。 定数を2議席減らすことによって「新人議員が生まれにくくしてしまう可能性がある」からです。 我々議員は、実際立候補するかどうか葛藤し、落選するリスクも考え、悩んだ末に出馬することを決断しました。 その過程において、志はありながらも様々な理由から出馬を断念する人もいることでしょう。その数はわかりません。 2議席減らすことにおいて、津市の場合 2000数百のボーダーラインがさらに100-200ぐらい上がる可能性があり、これがゆえに出馬を断念する人もいるかもしれません。 新しい議員が生まれない ↓ 新陳代謝が行われない ↓ 変化が生まれない ↓ 停滞を生む ↓ 成長が見込めない という構図になる懸念があり、 結果として現在津市の住民の方が懸念しておられる 「議会の正常化」を進める環境が生まれることをむしろ阻害しはしないか、ということです。 以上の理由を討論の場で述べ、同議案に反対いたしましたので報告いたします。 津市議会の将来を考えた時に、2議席を減らすことが議会の正常化に寄与するのかとの問いには、議席を2つぐらい減らしたところで大きな変化は生まないだろうと思います。 では正常化するにはどのような手段があるのか、 絶対的権限を持った有権者の皆さんが、議会にふさわしいと考える人間に投票いただ、有能で誠実で志の高い人物を送り出していただけること 仮に選出の過程で不正があれば警察が適切に取り締まり、逮捕すること 議場においては唯一たの議員以上の権限を許された議長が適切に議会を取り仕切ること の3点しか方法はないと思っています。 残念ながら今回の定数削減は、津市議会の未来を見据えて、どのような議会であるべきかを議論した末の結論ではありませんでした。

国民保護における市の責任、ほか2点。平成29年6月定例会

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今回3つの問題について質問しました。 1. ミサイル攻撃とテロ攻撃を受けた場合、市民の命を守る上での市の責務 (およそ45分) 2. 水道法改正とPFI(民間資金など活用事業) (およそ10分) 3. 教育ネットワーク、ファイルサーバの不具合に関して (およそ5分) 以下それぞれの質問ごとに解説します。 **************************************************************** 1. ミサイル攻撃とテロ攻撃を受けた場合、市民の命を守る上での市の責務 概要 日本に向けてミサイルが打ち込まれてる。 発言の内容を額面通り受け取るべきかどうかは別の問題として、「日本を焦土と化す」と公式に発表している国がある。 国は戦後初めて武力攻撃事態を想定した 注意喚起 を4月21日に行った。 また国は「 武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律 」(以降国民保護法)を策定し、国、県、市の責務を明確にしている。 今回の質問では 訓練の実施 小中学校における対応マニュアル 備品の整備に関する国への要求 ダム破壊によるテロ攻撃 武器になりうるプロパンガスを取り扱う業者との情報共有 以上五つの問題に関して市の見解を伺うとともに、 津市国民保護計画 の見直しを求めた。 まず、国民保護法上の市の責務に関するに認識をたずねた。(およそ12分) 国と地方自治体の責務に関しては国民保護法3条に明記されている。「国民の保護のための措置」をそれぞれ実施することだが、 同法10条2項では、国の行う措置は「救援の指示」と書かれており 同じく16条2項では、市の行う措置は「救援の実施」となっている。 救援とは何か?という定義は75条に書かれていて、 一  収容施設(応急仮設住宅を含む。第八十二条において同じ。)の供与 二  炊き出しその他による食品の給与及び飲料水の供給 三  被服、寝具その他生活必需品の給与又は貸与 四  医療の提供及び助産 五  被災者の捜索及び救出 六  埋葬及び火葬 七  電話その他の通信設備の提供 八  前各号に掲げるもののほか、政令で定めるもの となっている。 簡単にま

三重県移住者増。津市は?

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全国PRで三重県への移住増…現役世代が過半数 2016年度三重県に移住された方の合計が205人で、前年度比1.6倍、19年度までの目標出会った年間160人を大きく上回ったという記事が載っていた。 これもサミットほか一連の PR活動による複合的戦略の結果なんだと思う。 この記事で中勢地域に47人、とあったので、津は?と思った私は、早速市の「市民部」に尋ねてみた。 結果6名ということが判明した。^^; 正直「少ねぇっ!」と心のつぶやきがあったのは言うまでもない。 とはいうものの、これ「空き家バンク」として登録された空家に移って来られた方の数なので、実際の移住者総数ではないことが一点。 それから、2016年度の時点で津市で空き家バンクを活用しているのは美杉地域だけだった。 ということでこれを担当している「都市計画部」に続いて尋ねてみた。 で、この空き家バンク制度、本年7月から全市域に広げられることになっており、現在宅建協会さんや全日本不動産協会さんと提携を進めているということらしい。 素晴らしい。 ならば、美杉しかやってなかった空き家バンクを市域全域に広げるのであれば、アピールする点も変わってくるよね。 というのも県のページを見ていただきたい。 ↓ ええとこやんか三重 三重暮らしのすすめ もろ「田舎暮らし!」的な雰囲気満載なページ^^; これをめがけられて来られても、そら津やと美杉ぐらいしかあらへんわな。 ってことで、折角全域に広げるのなら、PRする点もも少し変わってくるよな〜、そんな対応ってする予定あるの? と尋ねましたところ、 それは「政策財務部さんの所管なので〜」ってことなので、 続いて政策さんに尋ねてみました。 「これこれこういう理由で」と市民部から政策財務部に至った経緯をかいつまんでお話し、で、違ったPRするの? と尋ねましたところ、 「そんなアプローチをしていかなあかんなぁ〜と思って、今対策を考えているところです」 とのことでした^^; まだなんかいっ! とはいえご当人も、私の心の叫びはどうやら「忖度」していただいてる旨を語っておられましたので、今後もこの波に乗っかって津への定住者促進に向けて、ご尽力いただけるものと、かように思っておる次第でございます。 ↑のリンク先のイ

天壌無窮の皇運を扶翼すべし

FBに短文を投稿しようかと思ったけど、ここは一発話題の教育勅語を考察してみようか。 12の徳目が素晴らしいから教育勅語は正しいんだという論調は全く問題ないんだが、教育勅語が気に入らないと言っている人達が一番気に入らないのは 「天壌無窮の皇運を扶翼すべし」 ここでしょう? ここを論じることなくしては、議論にならないわけだ。 正面突破しようか。 この一文の前にある 「一旦緩急あれば義勇公に奉じ」と繋げて 「国が危機的状況に陥ったら自らを犠牲にして天皇陛下のために死ね」 と訳して、軍国主義だ〜〜〜とやるわけだ。 「一旦緩急あれば」はまさしく「国の」とは明記していないものの、確かに「危機的状況」には違いない。 「義勇公に奉じ」はもちろん「勇気を持って公の為に尽くしなさい」となる。 「以て」それにより 「天壌無窮の」天地に永遠に続く 「皇運を」後に回す 「扶翼すべし」助けなさい。 ここで皇運をどう捉えるかが問題だ。 皇=天皇陛下と捉えれば 皇運、即ち陛下の運、運命ないしは皇室の運という事になる。 ************ よく考えてみてくれ この教育勅語は 「朕おもうに我が皇祖皇宗「国」をはじむること広遠に 徳をたつること深厚なり」 皇祖:天照大神 皇宗:神武天皇以降歴代の天皇 は、遠い昔に日本国を建設され、代々その徳は深く厚いものだった。 つまり「国」を語るところから始まっている。 そして以下のように続く 我が臣民(略)億兆心を一にして代々(よよ)その美をなせるは これ我が国体の精華にして教育の淵源また実にここにそんす 日本国民は全国民心を一つにして代々その美しさを体現してきたのは、これはこの国の在り方そのものが発露したものであって、正に教育の根がそこにあるのです。 となる。 その後12の徳目が列挙されるわけだが、 なぜ国家を語るところから始まって 一旦緩急あれば、の段に突然天皇陛下お一人のことに話が変わるのか。 全体を読めば「天皇のために死ね」と解する事のおかしさが分かる。 この場合皇運とは皇国の運命と訳すべきで有り、即ち日本国の運命という事になる。 よって「緩急」とは単なる危機的状況ではなく 国家を揺るがす一大事に於いては、と訳すべきで有り、 義勇公に奉じ:その

保育所保育指針(案)

国会の場でやれ国旗が国歌がと大騒ぎしてる国会議員がいるみたいだけど、 今回改正される保育所保育指針(案)を読んでみた。 随分色々な箇所が変わってる。 3歳以上の内容が幼稚園の指導要領と全く同じになったこと。 そのぶん3歳児前の内容も分けて書かれ、より細かく指導されている感じ。 実際の運営内容が幼保一体化に向けて整理されてる。 ここが今回の改正のキモだろうな。さらなる幼保一体化。そして保育所における教育内容の整理と充実。保育所を出ようが幼稚園を卒業しようが、同じレベルの教育を受けた子供を小学校に送る。ここね。 これによって小学校との連携など、過去にはなかった記述が随分加えられているし、就学前教育終了時点での、あるべき子供の成長状態が明確にされてる。 あとは細かなところで、長時間保育を望む親や、就労形態などによるニーズの多様化に関する言及や、「保護者の子育てを自ら実践する力の向上」なんて文言も付け加えられている。 それから職員の資質向上に関しても随分加筆されて、責任の所在が明確になっている。 施設長の責務も増えた。研修の機会の確保なんかは施設長の責任になってる。 ************** なんで上っ面の目立つところだけ引っ掻き回して、もっと具体的な内容に踏み込んで議論をしないのかねぇ。 参考のために、改正案と現行の保育所保育指針両方リンクを貼っておきます。 保育所保育指針 改正案 現在の保育所保育指針 それからこれも今回改正される幼稚園教育指導要領(案)も貼っておきます。 一部保育所保育指針と全く同じ内容が記述されていることが確認できます。 幼稚園教育指導要領 改正案

ペンキ持ってきてもらう代わりに保育士さんと合コンってwwww

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毎月恒例のPPP/PFIスクール。今回で第8回。あと4回でおわりやなぁ〜。 今回は公的不動産の民間活用における不動産証券化の手法に関して国交相の人からの説明があったあと、流山の元市の職員から、彼が携わったという小規模のPPPのあり方に関して事例を交えて紹介があった。 PPPとは、時系列でいけばPFI法のあとから出てくるわけだけども、民間との連携という意味でPFI法に基づかなくても、もう少し広い枠で協力関係ができたらという感じの考え方。 PPP(Private Public Partnership)の略で、民間と公共の協力関係とでも訳したらいいのかな。 ******************** 面白かったのが、貝塚市の事例。 保育所園舎の塗装改修。 全部業者にお願いしたらとてもじゃないけど予算オーバー。 でも塗装しなおさなきゃならない。 で、保育士に指導をしてくれ。でもってその際にちょっと余分目に塗料も持ってきてよ。 指導してもらったら保育士たちが残り自分たちでやるから。 という市からの提案。 このままなら塗装業者にとってはちっとも美味しくない。メリットなし。 事業提案として 省コストでの改修 施設所管課の管理ノウハウの向上 塗装業者との信頼関係の構築 3番目の信頼関係の構築ってなによ、って 保育士さんとの合コンセットアップします だってさwwwwwww 賢い! もちろん保育士たちもお昼の休みの間に塗り直しをしたりして、時間を有効に使いながら、園児も昼寝で起きたら園が綺麗になってる! とか、保育士たちの園舎への関心、愛着もアップする。とか色々他メリットもある。 柔軟な発想で、関わるものすべてが納得してメリットを感じられるアイデアと交渉が、これからの自治体運営には必要だということ。 合コンよりもそっちの方が大事なんです。 **************** 彼が関わったという流山の事例も一つ 昭和62年築の作業員の詰所、プレハブ。 錆びてボロボロに。 リース会社に改修を頼んだら、 いやぁ〜あんたたちがちゃんと補修をしないでボロボロにしちゃったんでしょ?直せませんよ。新しいリース契約してくださいね。 と来た。

たかとら新聞第3号

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本日の中日新聞の折り込みにたかとら新聞入れさせて頂きました。 政務活動費からの支出ですが経費の関係で、旧津市の中日のみです。漏れた地域の方済みませんm(_ _)m という事でPDF版をダウンロード出来るようにリンクを張っておきます。 たかとら新聞PDF版ダウンロード あわせて内容もここに改めて載せておこうと思います。 以下たかとら新聞より 提案による成果 津市のふるさと納税 津市のふるさと納税は、この制度が始まって以来累積で4044万 円の赤字を出しています。これは津市の人達が他市に寄附している額が、他市の人達が津市に対して寄附して頂いている額を上回っているからです。  グラフにしてあるデータは最新の平成27年度の実績で、この年は1989万円の赤字でした。他市に寄附した津市の人の市民税から、控除される額が算出されるのは一年遅れます。グラフに載っていない28年度に控除される市民税の総額は27年度の実績を元に計算されますが、1億2500万ぐらいになる事がすでに分かっています。前年度比で1億円以上増えています。このままでは津市の市税はどんどん減って、ふるさと納税における負け組自治体になってしまいます。そこでもっと魅力のある返礼品を用意して、他市からの納税を増やす努力をすべきだと、本年3月の第一回定例会にて一般質問で提案させて頂きました。その結果7月1 9日の記者発表で明らかにされ、8月1日より3万円以上寄附された市外の方に、朝日屋の松阪牛1kgを返礼品としてお返しすることが決まりました。これで赤字が全てなくなるわけでは無いでしょう。ただ今後も返礼品を充実していく、と記者発表で市長は説明されていますし、これから引き続き状況の改善が行われるであろうと期待しています。 観光客へのインターネットサービス 伊勢志摩サミット目前にして、最後の提案をさせて頂きました。外国からのお客さんが10数時間の飛行機での移動の後、一番に望むのがインターネット、メールの接 続です。特になぎさまちの空港側の待合では、船を待つのに30分から50分程度留まる事になります。この間インターネットに接続出来ない事はお客さんの側からすると「おもてなしされてないな」と感じるものです。残念ながら3月の時点で空港側でインターネットに接

郷土教育など平成28年第4回定例会報告

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少々遅くなりましたが、昨年の12月に行われた最後の定例会に関して報告したいと思います。 因みに、今定例会から中継はUstream録画はYoutubeという事になり、画質が格段に上がったのと、利用が楽になりました。 web中継が行われる前から、今まで採用されていた独自のサーバーを構築した配信システムは前時代的だと反対していたのですが、今回の契約更新時に於いてやっと、4年越しの要望が通った形です。ま、良くなったんでこれ以上文句は言いません。 今回は 津城の石垣の回収に関して Uターン促進事業の今年の成果と今後の対応に関して 子供が作る弁当の日に関する提案 ポイ捨て禁止および路上喫煙禁止条例の制定を求める提案 郷土教育の充実に関して の5点質問させて頂きました。 津城の石垣の回収に関して 熊本城の石垣が震災によって崩れました。 おそらくそれを受けてのことでしょう、松阪城が石垣の回収を進めることが新聞で発表されていました。 津城の石垣は大きくはらんでいて、いつ崩れてもおかしくないカ所がたくさんあります。 過去に調査は済んでいるので、いつでも回収を始めることが出来るはずですが、その後一向に対応が聞こえてこないので質問いたしました。 現在委員会を設置してどのように回収するか計画を立てているところだという答弁でした。 松の木の伸びた根がはらみの原因です。私は松を切った上で、お城を復元するべきだと思っているのですが、公園の緑地にある樹木の伐採は容易ではないという答弁でした。 Uターン促進事業の今年の成果と今後の対応に関して 昨年3月に国の特別予算でUターン対策の予算が割り当てられました。 その中で、就職のため新卒者が津市の企業に訪問するための渡航費用を助成する制度がありました。600万も予算を付けたこの事業の昨年の実績は1件でした。 今年は4件。増加はしたもののまだまだ少ない。 どうやら保護者に働きかける方がいいだろ言うという経験を元に、次年度も市単独事業として続けていくつもりだという答弁を頂きました。 子供が作る弁当の日に関する提案 竹下和男先生 というかたがおられます。 できる!を伸ばす弁当の日 竹下和男著 私が読んだのは別の本なんですが、先生の本を読んだことがあり