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日本語

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大国主命の国譲りが終わった後、高天原の神々は天照大神の孫にあたるににぎの命を高千穂に降ろす。そこでににぎの命は木花之佐久夜毘売にであう。 細かな内容が分からなくても このはなのさくやびめ という名を聞くだけで小4と小2の娘達はこの名の持ち主がかわいらしい女性であると言う事が分かり、一度聞いただけでその名前を覚えている。 因みにその姉の岩長比売(いわながひめ)は岩のようにごつごつして面長だったのか、あまり美しくなさそうな印象を名を聞くだけで想像することが出来る。 面白い。 1500年も前に書かれた書物に記されており、また当時既に伝承だったこの名は、即ち1500年よりもさらに昔から存在していた事を意味する。 それだけ古い時代に使われた名前を21世紀の子供が音を聞いただけで伝えんとするイメージが伝わる。 これはとても凄いことだと思う。 我々の話す日本語が古くから絶えること無く継承されており、且つ現在も使用されている生きた言語である事の証の一つだと考えられる。 日本語は現存する数少ない古代語である。 例えばヘブライ語は一度途絶えた後に復興されている。 ラテン語はその後フランス語、スペイン語、イタリア語、オランダ語、ルーマニア語など複数に分岐しているが、現在ラテン語を日常の言語として使っている国は存在しない。 漢字ばかりで書かれたこの書物は漢字とひらがなに書き直さなければ殆どの現代人はよめない。とはいえ読んで一端「音」に変換すれば、聞く者は1500年を経ても尚その多くを理解することが出来る。 そして当時の状況に思いを馳せ、1500年前にタイムトラベルする事が出来るのである。 それがどれだけ希でどれだけ恵まれたことなのか、他の国と比べてみると良く分かると思う。

知事選・県議選

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鈴木英敬知事見事再選果たされました。おめでとうございます。 そしてありがとうございます。 さて、県議選 自民党は改選前の23議席から21議席に減らしました。 対する民主党は22議席かわらず 公明党は1議席から2議席に 共産党は0から2議席にそれぞれ増やしました。 残り4議席無所属のうちの2議席(無所属1)ですが 一人は伊賀の稲森 稔尚氏:社民党 一人は松阪の中瀬古初美氏:自民党が2人候補を立てた中袂を分かって対立候補として戦ったため自民入りは無いでしょう。 結果少なくともこの(無所属1)は新政みえにうつるか協力関係をもつ議席だと考えられ得ます。 きたる議会に於いて共産党と新政みえが協力体制を組む案件があるようで、 22+2+2=26 過半数を得ることになります。 議長を選出することも可能でしょう。 対する自民 国政にならい公明と協力関係を保ったとして 仮に残りの無所属(無所属2)の2議席を味方につけたとしても 21+2+2=25 過半数に足りません。 (無所属2)のうち 亀山の長田 隆尚氏は元々新政みえ所属の議員で、選挙前に会派離脱をしました。 どのような動きをするかは未定。 以上のことから 第2期鈴木英敬知事体制は 非常に舵取りが難しくなることが見込まれます。 自民党三重県連としてはとても苦しい選挙結果となりました。 全国的には多くの地域で自民党が議席を伸ばしている中、 三重県議会のみが少し様相が異なるようです。 今後のことを含めて対策を考えねばならないようです。