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4月, 2014の投稿を表示しています

管外視察:NHK・三重テラス・衆議院会館

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*************NHK***********  NHK大河ドラマを誘致する会さんと共に藤堂高虎を主人公として起用して頂けるよう陳情して参りました。 これ例年新年早々に行くんですが、今回は我々の選挙があった関係で4月にずれ込みました。 もちろん2月は臨時議会があって、3月は本会議がありましたので。 今治や甲良町、伊賀の方々も来られ総勢40名少し、年々参加者は増えているようですが、相変わらずすっきりした返答はないまま、何とかならんかな〜と思帰ってきました。 市長は「おもてなし」を強調していました。美杉でロケがあったWood Jobに関してもこちらからお金も出さないし誘致もしなかったけど、ベストロケーションを探すために最大限協力しました。というような発言だったと記憶しています。 別にNHKに頭下げて来て下さいと卑屈にお願いする必要は無いと思います。 でも向こうが求めるものを提供し、こちらが望むものを出してもらう。交渉ごとの原則だと思います。 視聴者のニーズが何処にあるのかというところが配信制作側としては一番気になるところなのでしょうから、彼らの求めるところをこちらが提供できれば良いのですが。即ち高虎の話をこんな風に作ったら間違いなく視聴率上がりますよ的な提案ですよね。 どれだけきれい事言ったところでロケ地としては確実に経済効果が期待できるわけで、その事が我々側の本来求めるところである事はNHKだって分かっているはず。具体的なギブアンドテイクを提示しないまま我々は受け入れるよういがいつでもありますって言ったところで、いみじくもNHK側のひとりがいった「決断の決め手になる何か」にたどり着いていないように思います。 *************三重テラス*********** その後三重テラスに向かいました。 綺麗なショップです。地元で見かけることのある商品が幾つも並んでいました。お客様には三重にゆかりが有る無しにかかわらず是非買って頂いて、三重の味を堪能してもらえればと思います。2階では津デイという事でパネル展示とWood Jobの紹介がありました。三重のお茶が振る舞われブランカのシェルレーヌをひとかけ頂きました。 津としてここで津デイとしてお客さんに2階に上がってもらって、津を紹介して、で、どうしたいんでしょう。

ロシアが守ってくれる?

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先日の伊勢新聞に載っていた共同通信社の提供した記事だ。 まずトランスニストリア(沿ドニエストルのルーマニア語の呼称)の問題を語る時に常に直面する誤解がある。 1. トランスニストリアの問題は民族問題を装った占領である 人種別人口比率 そもそもトランスニストリアのロシア人は全体の1/4出しかない。 ルーマニア系は36.5%と最も多く、次いで周りを取り囲むウクライナ系。これが30.4%。ロシア人は25.5%だ。 モルドバがルーマニアから割譲されてソヴィエトに併合されたときにはルーマニア系はおよそ50%だったのに対し、ロシア人は11%しかいなかった。 首都と称するティラスポールは併合後にソヴィエトが人口的に作った街であり、ロシア人を移住させて作った関係で一番ロシア人の人口が多い。41%がロシア人で15%がルーマニア系。 トランスニストリアに住んでいるのはロシア人だけでは無く、またロシア人が圧倒的な多数なわけでも無い。 因みにスターリンはモルドバでも併合直後に移住政策をとっている。2度にわたって同地域に飢饉をおこさせ、知識人と資産家をシベリアに強制移住させルーマニア系人民の数を極端に減らした後、ロシア人を移住させている。 モルドバ共和国がソヴィエト連邦の崩壊を機に独立を宣言したおりに、全体のたった1/4にすぎないロシア系の住民が、更に川向こうのトランスニストリア地域を独立させることが出来たのは分離独立へとたくみに導いた存在がいたからだ。 トランスニストリアの自称初代大統領の Igor Smirnov である。 この男はトランスニストリアとは縁もゆかりも無い。カムチャツカに生まれの軍人で、共産党青年組織 Komsomol に所属していた。モルドバの独立宣言から遡ること4年の1987年にトランスニストリアにある建設機械の会社(もちろん国営)のディレクターに就任している。 私はこの男が当時のソヴィエトが連邦分裂の兆しを察知し、反ロシア政策に転向しそうな、非スラブ系民族国家、国境付近の国家にソヴィエト政府によって送り込まれた人間の一人だと思っている。もちろん分離しそうな国にくさびを打ち込むためにだ。 その後部下を集め民族問題を理由にロシア系を中心とする運動を展開。ティラスポールでの政治的権限を獲得すると分離独立を一方的に宣言し