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収益化を考える。例えば海岸のゴミ、なぎさまちの駐車場、津城跡

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資源の収益化をもっと積極的に考えるべきだと常に考えています。 どんな施設も維持していくためには経費がかかるのは当然。そのための資金を積み立てていくという考え方がは大事だと思うのだけれど、あまり共感を得た事がありません。 市外から訪れる方達は、一緒に資金も持ってきてくれる。消費をしてもらえれば市内にお金が残る。 宿泊や飲食と要った大きな消費は勿論ですが、僅かな金額でもチリツモだと考えています。 規模によっては特別会計にする必要が出てくるかも知れませんが。 次に挙げるのはほんの一例です。 海岸とゴミ 御殿場海岸のゴミ問題は過去に取り組んだ課題です。市外から来てBBQをしてゴミを放置していくケースが沢山ありました。 毎年GWあたりが最初ののピークです。近くの住民が市に回収を求めたのに何ヶ月も放置されたままだったなんて苦情を受けた事もありました。 管理が県なので、一定溜まってから県に回収依頼を出すつもりだったなんて回答でしたが、回収するのは結局津市の環境課。 その後は巡回して貰うようになりましたけど。 ゴミのポイ捨ての監視とゴミの回収費用の徴収をセットにしてもいいと思うんですよね。 交通公園があった海岸施設も国体の際に撤去されていこう再建の計画も聞こえてこないですし。 一頃は子連れの家族がよく遊びに来ていた場所です。今のままではあまりにも寂しすぎると思います。 なぎさまちと駐車代 なぎさまちの駐車場も駐車場代を取るべきだと私は考えています。船が壊れて新造しなければならないなんてニュースもありましたが、資金調達が苦しいのだとか。 当時お金を取ると電車の方が安くなってお客さんが減るからなんて答弁を市側から受けた事がありますが、減便続きの方がお客さんの足が離れると思います。 平成23年に議会で尋ねてますが、600台が70%利用で月間1万2000台、500円取ったら600万なんて試算を当時しましたが、今はもっと利用者少なくなってるでしょうね。 津城と入場料 この3連休で来訪者がそれなりにあったようです。外国人の来訪者も見かけました。 今のままじゃ残念ながら入場料を取れるような施設ではないですし、 市民の公園という側面もあるので、どんなサービスを有償にするかよく考える必要がありますが。 石垣も崩れかけているところも沢山あります。少しでも地震があれば崩れるんじゃ無いかと思うところも幾つ...

まちの賑わい、人、消費

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人を呼び込み、消費が生まれなければ経済はまわりません。 賑わい創出 とか 活性化 とか よく耳にしますが、経済的成果がついてこなければ続かなくなると思います。 14年前に「誰かが津の衰退を止めなければ」と思ったのが議員を目指す動機でした。 未だその結果が出せていないのが恥ずかしく、また心残りです。 12年前の2013年に、津市の人口の増減について一度調査した事がありました。 人口、減るのを止めるのは無理なの?(7月 31, 2013) 詳細は当時のブログに譲ります。 死亡者数よりも出生者数が少ないのが自然減であるのに対して、 津市から出て行く人達が、津市に戻ってくる人達よりも多い現象が、社会減です。 20代で津を出た人達が30代で戻って来ていた平成12年からの5年間は、1300人人口が増えていたのに対して、17年から22年にかけては30代の人口の戻りがなく、全体として2000人の人口減が記録されている事を資料から考察しました。 社会減という現象が問題であり、自治体が積極的に改善に向けて関与すべきだという見解で、市にも提案をしました。 人が減れば仕事が減り、 仕事が減れば収益が減る。 収益が減れば職場が減り、 職場が減れば人が要らなくなる。 一時的な流入でも良い でも出来れば定住者を増やす事まで考えた 地域外から地域内へ消費を呼び込む施策を考える必要があると思っています。 最近県では首都圏の県人会をプラットフォームに学生や就職して間もない三重県出身者に対して、結婚を見据えた生活設計の中に三重に戻るという選択を、考えてもらえる切掛けを作るための施策を講じる事を始めたようです。 津市も県の事業にのっかり津市出身者をまず対象に、津市に戻ってきた際のメリット、デメリットを数値にして選択肢を提案すべきだと思います。 10年前には出生率と物価や保育所の数など比較して調査した事もありました。 合計特殊出生率と物価と就職率と三世代同居率と保育所数(9月 08, 2015) 当時出した結論は次の通りです。 ”津は物価も安く、土地も安い。持ち家率も高く、やはり子供を育てやすい環境に分類される。 愛知に依存はしているものの、津の就職率も決して悪くはない。 どうせ家庭を持って子供を作るなら生まれ育った津に戻っておいでよ。” 10年前の考察結果は今も真理だと思います。 今回フォーカスした定住者...

反省と夜間中学の意義

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反省することがあります。 実は夜間中学設置の教義が議論されていた際、私はどちらかというと反対意見を持っていました。 運営費はどうやって捻出するのか とか どれだけ需要があるのか とか また設置に向けての雰囲気作りだろう思われる似たような美談が、当時テレビや様々な媒体で名を変え場所を変え語られており、 何かしらの意図的な雰囲気を感じていました。 ところが設置された後、私の意思とは全く別のところで、私の妻が夜間中学に通いたいと言い出し正直面食らいました。 本国では大学まで卒業してるのに入学許可が下りるの? とか 日本語なら他にも学ぶ方法があるんじゃ無い? とか 伝えたのですが、夫婦は似るのか元からか、妻も一度決めたことはなかなか曲げない性格で、結局通学することになりました。 通い始めてから2年ほどたちます。その間学校の雰囲気や他の生徒さんの話を聞くにつれ実情を知る事になり、当初の考えを改める必要があるなという認識に至っています。 子供達が抱えるストレス、 不登校、 あるいは虐めといった各種の問題に対する 継続したケアや、学問以外も含めた学びの場として、はたまた家庭環境も見据えた支援の窓口として 夜間中学の存在が一つの役割を担っているという事に気付いたのです。 例えば先日アップした子どもの死因究明でも提案されている、家庭と学校の連携の場として期待できると思っています。 様々なケースが増える中、教育を受ける機会も画一的である必要は無い。 違った環境で学び直す事による新たな成長も期待できる。 何らかの形で一度挫折していたとしても、 再チャレンジする環境を提供する事の意義。 そこに希望を見出す当事者がいる限り、希望を紡いでいく支援は重要な役割だと思うに至りました。

浸水と避難と空き屋

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津の沿岸沿いの地域は浸水被害を意識する機会が多くあります。 先日も訪問先の方から「何処に避難しよう」という問いがありました。 周辺の地理的な状況、避難可能な場所や家族の置かれた状況等異なるため、それぞれの家庭でシナリオに応じた計画を立てる必要があります。 周辺に空き屋の多い地域だったので、瓦礫の怖さを意識するようにお伝えしました。 倒壊した空き屋の瓦礫は家を破壊しうる脅威になります。 避難先に求められるのは高さよりも強固さを意識すべき環境だったので、やはり近くの学校ですよねという私の見解を伝えさせて頂きました。 防災アドバイザーなどを頼って計画を立てておくと良いと思います。 思い起こせば初当選は東北の震災があった年。震災発生後の4月に選挙が終わり5月の連休で現地を視察しました。震災瓦礫によって基礎の一部がえぐられている家を見ました。比較的新しい建物でした。水と共に押し流されてくる瓦礫の怖さを見た覚えがあります。 地域を歩いて対話をかさね、見聞きすることで改めて認識する事って多くあります。 私が知っていることは僅かです。住んでいる地域、営んでいる職業、おかれた環境、抱えている課題、経験している当事者から学ばねば分からない事だらけです。 聞き、共感し、自らをその立場に置き換えて考える事が、課題解決に向けて必要な事だと考えています。 空き家対策に関しては別案件になるので機会を改めたいと思います。

子どもの死因究明

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地域経済の活性と子どもの教育(育成)というテーマはは常に私の中で重要な位置を占めています。 CDR(Child Death Review)子どもの死因究明 こどもの死亡事例を減らす為、原因を考察し対策を提案する事業。 医師を含めた専門家で校正された政策提言委員会が三重県には存在します。 原因究明は出来ても、提言内容を施策に転換できなければ死亡事例を減らす事は出来ません。 県議会では提案された対策を実現する為の予算を組んでほしいという要望を議場で行いました。 本年作成された最新版に目を通しました。 予防可能な子ども(18 歳未満)の死亡を 減らすための取組に関する提言(令和7(2025)年3月) 提言トップに出てくるのはやはり自殺予防でした。 「死んでしまいたい」なんてところまで追い詰められた事のある人はどれぐらいいるのでしょう。 心をえぐられるようなプレッシャーが1度だけで終わらず、短期間の間に何度も何度も繰り返しのしかかってくると一線を越えてしまう可能性が非常に高くなる。個人的経験からですが実感しています。 私の場合は大人なので家族の絆、子ども達への責任が一線を越えずに踏みとどまることが出来た理由でした。 では子どもが強烈なプレッシャーに押しつぶされそうになったら、どうしたらいいのか。 今回の提言では 何よりもまず乳幼児期の愛着形成の必要性と重要性の周知を強化するべきだと書かれています。 自殺の予防として、基本的信頼感や自己肯定感を育む必要があり、乳幼児期からの愛着形成(スキンシップ)がとても重要である。プレッシャーを乗りこえることが出来る耐性を作ることが必要だと私は解釈しました。そのために委員会は行政に対して、保護者が安心して子育てが出来る支援施策の充実を求めています。 次にストレスを抱えたとしても、学校でSOSをキャッチするツールの整備を整える必要がある事。 自身の抱えた課題を周りに伝える事が出来ずに自殺に至るケースをとらえ、子どものSOSを的確にキャッチする為の体制作りの必要性を訴えています。これは学校と家庭の協力が不可欠です。 やはり成長期の子どもへのプレッシャーは周りが気が付いてあげて、手を差し伸べて上げないといけないという事だと思います。また、思春期の自殺予防は成人の自殺予防にも繋がるという超世結果があるようで、早期発見早期対応がここでも重要だという事...

海岸から砂がなくなっている

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画像1 浜が痩せています。全国各地で起こっている問題です。 波によって砂浜が削られ海岸線が後退していく現象です。 (画像1. 石などを置いて波を防ぐ事で浜が削られることを防いでいるようです。結果削られた下層が低くなり、削られていない上層との差が生まれ崖のような段差が出来ています) 津の観光名所の一つ御殿場海岸の浜の痩せもひどく、過去に事業者さんから要望を受けていました。 浜の後退が進めば浜茶屋がなくなるだけでなく、堤防の防波能力にまで影響を及ぼしかねません。 津の海岸は市外からの観光客が多く、津市が確実に外貨を稼ぐことが出来る優良な資源の一つ。しっかり整備することは元より、更なる収益化も実現したいところです。 画像2 浜痩せが起こる原因は簡単にまとめると次の通りです。 水害から人を守る治水のため、農業用水のため、上水道の水源のためなど、様々な理由でダムが造られる。 水がせき止められ流量が減り、同時に砂及び栄養分が山から海に下りなくなる。 結果浜が削られ痩せていく。 (画像2. 過去に設置された砂浜の上に作られたコンクリートの階段です。砂浜が削られた結果コンクリート土台部分がえぐられ中が見えてしまっています。) 砂を人口的に浜に移動させれば良いのでは?と当然考えるでしょう。 これが行政的には「海洋投棄」と捉えられ、なかなかハードルが高いのです。 調べた結果、砂の粒の大きさがそろっている必要があったり、ゴミなどの除去、併せて浜を利用する漁協等からの許可や要請が必要などクリアするハードルはありますが、川などから浚渫した土砂を浜に戻すことは可能だという事が分かりました。 浚渫した土砂を浜に戻すことが出来れば投棄場所を確保する為の費用が減ります。 実際水防の関係から河川に堆積した土砂の浚渫の要望が地域から上がってきても、浚渫土の投棄場所がなく事業が進まないという事例も過去にありました。 画像3 河川に堆積した土砂を浜へ戻すことは一石二鳥だと考えましたが、治水と水産で部署が違う為か、三重県ではあまり積極的に実施されてこなかったようです。 そこで、他県での事例も含め議会で指摘をさせていただきました。 その後、砂を求める漁業組合をさがし、浚渫した土砂を浜へもどす事業が実施されたという報告を頂きました。 関係者との連携を取りさえすれば三重県でも実施可能だという事が明確になりました。 ...

「小林たかとら」よろしくお願いします。

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 明日の投票日には「小林たかとら」よろしくお願いします。