消費税:零細小売業者の状況

消費税、おそらく払う人達の多くは5%だろうが、10%だろうが
払った物が「どんな経路か知らないけど」国に払われていくんだろうと思われているだろう。

実際は払ったら即ち綺麗に分離されて都合ごとに国に支払われているわけではない。
小売業はこれをいったん預かり受ける。
そして年末に計算した上でこれを納付する。

つまり
小売業者からしてみると
単純に年末に払う消費税と称されて課せられる税金が値上がりするだけ。

消費税執行合わせて小売価格に10%のせたらいいだけじゃない。と思うかも知れない。
もちろん
売る側が、「少々値上げしても客は付いてくる」と言える強気に出られる場合はどーってこと無いだろう。
コンビニ、大手スーパー、車両販売等々。

しかしこういったとき一番あおりを食らう業種の一つは
「ちょっとでも値上げしたら客が減る」と感じているさらに零細の商店。

あと値段があって無いような業態。
定価のない商売とでも言うのか。そんなところもなかなかやりにくいと思う。

ま〜見事に商店がまたバタバタ倒れるだろうな。消費税払えなくて。

こうして町中にある商店街は駆逐され郊外型店舗に吸収される。
郊外型店舗は法人を地元に払ってくれないはず。
地方都市はどんどん特色を失い、税収もうしない、人も失っていくのかな〜。

コメント

  1. 縁あって、大門で妻といっしょに仕事をしてます。妻は5・10市を楽しみにしており、いつも、白山か美杉からきているお餅屋さんで買い物をしています。馴染みになり、交わす会話も楽しみらしいです。その方が作った米も売っており、いつも買っております。値段も高くなく、仮にスーパーより高かったとしてもこちらの米を買います。高齢のためいつまで市に来てもらえるのかはわかりませんが、消費税の増税で市に店を出すことができなくなった、というこがないよう、祈っております。
    この市もなんとかもっと人が集まるようになればいいんやけど・・・

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  2. そういう暖かさってのが地域の小売り業を営む人達の間にあります。バーコードで商品管理をして陳列されている商品の説明も出来ないような量販店とは随分異なります。
    「交わす会話も楽しみ」とおっしゃられたところが正に肝で、人との絆であったり、販売者と購入者の間の信頼関係によって成り立っている商取引じゃないでしょうか。

    おっしゃられたよな業態の方達にどのように消費税が課せられているのか、税務の専門家ではないのでよくわかりません。

    ただ、そのような方達が居なくなってしまうような商店街では町がつまらない物になってしまうでしょう。

    販売側には自立の責任と努力と、行政側には大型店舗と同じ土俵に建てるように下駄を履かせる政策の執行との双方の投入が必要ではないかと思っています。

    大門に人が集まるために、
    商店街の人達には魅力あるサービスの提案のためさらに努力を頂き、
    市は
    市内の消費が増えるよう、すなわち地域内に流動する資本増加のための政策、言い換えるなら定住者および観光客の2系統の流入人口増加のため全市的努力を行うべきだと思っています。

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