50年近くにわたる土壌汚染

ちょっと今日は疲れた。前夜ちょっと眠りにつけなくて3時間半ほどの睡眠のあげく、札幌から深川までの片道2時間の内をおよそ3時間ほどを運転した上に、やっと7時頃になって空港に着いたと思ったら、機上にいる内に電話が入ってたことに気が付いた。
折り返してみると環境部から。
で、報告は南丸之内にある東邦ガスの敷地からシアンとベンゼンが漏れ土壌と地下水を汚染していたことが発覚した、とのこと。

視察の報告も上げなきゃならないのに〜と思ってたのにこんな飛び込み。まいった。

明日新聞報道があるので詳しくは紙面に表されるだろう。

昭和30年代までこの敷地内で石炭からガスを抽出していたらしい。当然その施設はもう使わなくなって取り壊されている。しかしその時の残留物が今回たまたま別の理由で東邦ガスが行った調査の結果、分かっちゃったというもの。
この調査は今年の1月から「昨日」まで行われており、上述の結果が判明したため県と市に報告したとのこと。

シアンは土壌だけなので広がってはないけれど、ベンゼンは地下水に流れていたため地域に地下水をくみ上げているところがないか確認をして、合った場合には水質検査をする。とのこと。

しかしこの汚染物質、もとは50年近く前の事が原因。現在でも基準値以上の値が出ているのなら50年前は一体どれぐらい汚染されてたの?
当時はもしかしたらあの辺でも井戸水使ってたかも知れないし。
今になっては「何も分からない」
それからずーっと今まで汚染されたまま行っちゃ悪いが「ほったらかし」にされてた訳でね。
もちろんこんな旧式の施設に関する法的規制や調査義務なんて物は、既に過去の遺物だからその当時作られなければ現在もない。
だから東邦ガスがあくまでも「独自」で調査をしたらそんな数値が出てきたという物。

どうやらこういう昔の施設の汚染が取り壊された後、今になって分かるって似たケースは結構あるらしい。

知らずに飲んでた人が居たら気の毒なことだ。それがどのような影響を人体に与えていたかも今になっては調べようがない。

この時代は有名な四日市喘息とかあった時代だからね。土壌汚染とかあんまり明確な基準もなく、今なら考えられないことが平気でおこってたんだろうけどさ。

な〜んか釈然としない話。


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帰路
船中より

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