2012年4月15日日曜日

ミサイル情報確認の遅さにみる問題点

果たして今回のミサイル情報公開の遅さは単に「現政府が国防と言うことに関して無能だったから」でかたづけられるのか?

もちろん私は現政府の危機管理能力や外交能力、国防思想を全く評価していない。

しかしながらじゃあどうすれば早く対応できるの?という所。

大事なのはどんな情報?

国民への報道は正直少々遅れても良い。それ以上に「現実的に迎撃するための情報確保」ここに不備はなかったのか?実際飛来し国土が被弾する事になるのだとすれば、大臣がテレビに出てきて説明するよりも重要なのはまず打ち落とすころ。ここに他ならないだろう。

どのみち北との距離で発車直後に被弾地を割り出して「そこの方逃げてください」っていったって間に合うはずがない。10分ぐらいでとんでくるのだとすればね。

だからまず迎撃ありきだ。

真の問題

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120415/plc12041503060003-n1.htm

産経新聞だけど、
「米軍の早期警戒衛星が、寸時に発射の熱源を感知、米国や韓国のイージス艦が追尾に成功した航跡から「失敗」が確認され、速報が世界中を駆け回ったのだ。残念ながら日本政府は確認に手間取り、公表が遅れたが、国際的な監視システムは機能したといってもいい。」
引用終わり。

米国の衛星が情報をキャッチ
韓米のイージス艦が追尾

ここに日本は含まれていない。

米韓は日本の自衛隊とは共同活動は出来ないと認識しているからか。
日本と韓国の間に軍事協力に係わる協定は組まれていないはず。
何故か?
日本の自衛隊の能力に懐疑的であること。特に情報漏洩に関しては。
だからアメリカの衛星の情報は韓国軍にしか直接提供されなかったのではないか?

アメリカは我らの現政権を信頼していない。
以前自民党政権時代は防衛大臣には米国衛星からの情報が入っていたとか。果たして今は?

羽田の管制官がair force oneの飛行計画を漏らしていた事件を覚えているだろうか?
30年以上も勤務を続けていた異例の人事。労働組合の強い組織。
大統領が搭乗する航空機の情報を漏らされてアメリカが「ともだちに自慢したかった」という言い訳を素直に信じると思うか?それとも計画的な漏洩だと考えるか?

 日本の情報管理能力に疑問が残る以上、当然軍事協定の上で重要になる情報共有を誰が望んで行うか?下手な情報が敵に渡れば自分のみが危うくなると考えるのが常識だろう。


日本の自衛隊ないしは日本の国自体がこのような緊急時においての対策という面で残念ながら十分に信頼されていない可能性がある。


だからどうするのよ?

日本はしっかりした国防軍を持つべきだ。
今から間に合うか間に合わないかという現実問題はもちろん横たわっている。
しかし

北の崩壊
中国の介入
韓国の進軍
米国の後方支援

最悪のシナリオになった際

北は米国軍の居る日本を攻撃する事だってありうる。着地点が正確でない可能性が高いのはもっとたちが悪い。
よっぽどのことがない限り中国はアメリカと直接戦闘はしないと思う。
ましてや日本にまで攻撃を広げるとは思えない。

でも、

実際そうなったら、あるいはその懸念がある場合においても事前に、韓国とアメリカとの間で共同戦線内で取り交わしている情報を、日本は得ることが出来ない可能性がある。
情報の遅れは対応の遅れ。早くて新鮮に越したことはない。
しかし我々は蚊帳の外に置かれる。

対中国北朝鮮の図式で
日米韓の軍事協定を組む必要がある。
その為には日本に法的根拠に根ざした国防軍が必要になる。

日本がソヴィエとや中国と直接対峙する必要がなかったのも
最前線が日本海ではなく38度線だったからだ。
実際韓国が防波堤になっているため我々は安穏としていられる。

韓国の大統領選挙には必ず北のスパイ活動が暗躍する。
潜水艦が沈没させられたり島が砲撃されたり。
 半島が取られれば、韓国内で現実行われているせめぎ合いが
日本海を境に日本と大陸との間で、むしろ日本国内で展開される事になる。
それで良いのか?

半島が北と中国に支配されないことは我が国日本にとって大きな国益だと言うこと。
だから日韓米の軍事同盟はその要になる。
それが今出来ないでいる。
日本は積極的に韓国が北と中国によって占領されないために直接支援をすべきであるし、もっとつっこめば韓国が半島統一できるよう援助すべきだ。
好むと好まざると広いアジアのなか、経済的にある程度の基盤を有する民主主義国家は日本と韓国の他にないという現実に目を向ける必要がある。
韓国が潰れたら日本だけ。(インドの話はちょっとおいといて)


今回のミサイルの件では
少なくとも
「米国衛生のキャッチした発射情報は瞬時に米韓の前線と同時に首相、大臣、自衛隊にも伝達されていたと」信じたい。

確認に手間取ったとはいえ、それは安全が確認され、迎撃の不要も担保が取れ、その上で「国民に対する発表」の為に手間取ったのであったと思いたい。

実際に迎撃の必要性が伝達された際には「確認に手惑うことなく」即時迎撃をすることは可能であってその情報確保も万全である。と言って欲しい。


しかし上述の引用部分を読むとその辺が不安になる。


結論

政府は国民を守れるようにしろ!と言うのなら
我々国民は
憲法改正
自衛隊の国防軍化
を指示する必要がある。

情報収集能力の問題に合わせて情報収集インフラの欠如に関して意識してる?

そこまで考えて政府批判をしているの?

要求や非難だけなら簡単さ。
でもそれに伴って跳ね返ってくる責務を全うする覚悟ある?



追記
でも、あくまでもアメリカの第一情報にたよるって事は、うがった見方をすればアメリカの情報操作によって踊らされる可能性があると言うことも考えて おく必要がある。アラブの春の背後を考えても、グルジアとロシアの戦闘のことを考えても、アメリカは自国の国益のためにそう言うことを平気でする国。本当に信頼できる情報が必要なら「確認が必要だと思うなら」日本は独自の軍事 衛星を持ち全てのオペレーションを独立して行える必要があることは当然だと言うことを付け加えておく。