手作り甲冑

今回伊賀で甲冑を着る機会を作ってくれたのは
三重ドリームクラブ
さん。

ここで私が着てるこの甲冑は
三重ドリームクラブの主催する
手作り甲冑教室
で作られた
紙の甲冑。
兜の部分ちょっとゆがんでて紙っぽく見えるかも知れませんが、鎧の部分とかマジでよくできてます。
しかも他の方々自前の自作の奴なんかかなりこってて、とても紙に見えない。
この日はプロの殺陣グループがパフォーマンスを披露したんですが、そのメンバーが着てた甲冑なんかスポンジ風で折れてシワになってたり。
こっちの紙の甲冑の方がよっぽど雰囲気が出てた。(その分紙甲冑隊は太刀が出来ないからま、持ちつ持たれつという事で)

津・城・侍
というソフトの整備もこういった人達がいて初めて出来ると思う。

なんか名古屋のおもてなし隊はCDはDVDまで出す始末なんだそうだが、津の方が前からずっと前から手作り甲冑の方はやってたんだとか。

どうせ津城で観光案内して貰うなら甲冑着て貰った人にやって貰った方が面白いじゃない。と思うんだけどね。

ちなみにここのイニシアチブで津駅から出るタクシーの中に甲冑を着てるドライバがいるらしい。
ところが残念なと事に甲冑を着た運ちゃんに連れて行って貰う先がない。
と言うことで現在企画倒れ的状況のよう。

やっぱ城がいるのよ。

なぎさまちのカウンター前に甲冑姿がうろうろしてても良いじゃん。
受付の人には着物着て貰って係員とかも甲冑とか面白いじゃん。

藤堂高虎の大河決まったらそれぐらいやってもおかしくないよ。マジで。

なんたって伊賀は忍者議会とかやるんだよ。
それぐらい奇抜じゃないとダメよ。全然。

津は津城の城下町で栄えたと言うことをやっぱ外すべきじゃないと思う。
もちろん城下町は日本中何処にでもある。
それだけで観光資源には早々ならない。
他にもっと面白そうな城は存在するわけで、一方で津は現在の所天守は建つ見込みはなく櫓だけ。
何か物足りないからどうでも良いんじゃない?って初めは正直思ってた。

でも、地元の人間が来ないような所にわざわざ市外や県外の人間は来ない。
だったら少なくとも津に住んでる人間が行きたくなるようなものをまず作るべきだよ。
それがホントに面白いところとして城だけじゃなく周辺施設も合わせて認知されるようになれば自ずから外からも来るようになるでしょ。

提供できる物も明確にされてないのに、ただ来てお金落としていって欲しいってことだけ先に立って物事考えたって人は来ない。
藤堂高虎だけじゃなく津城後だけじゃなく、近代史に於いても津には誇れる史実や素材はは点在してる。
提供できる資料・情報はたくさんある。
その殆どが口頭伝承で我々は「聞いたことある」程度で知ってはいる物の
史実として記され、それを展示する市の資料館が無い。
阿漕平治
蜂蜜まんじゅう
イチゴ大福
天むす
うなぎ
ジャスコ1号店
日本三津
等々
上げたらもっと出てくると思う。

だからそれを津城跡に作ろうって事なんだけど。

ま、ともかく
甲冑姿がぞろぞろいる町は名古屋だけじゃ無いんだぞ、と。
そんな状態を作っても面白いと思うよ。
なんせ津には外国人観光客を受け入れやすいインフラが既にあるんだし。(なぎさまちの事ね。乗降客が減ったって事であっさり便数減らすような無策な対応に結構立腹中なんだけどその件はまた改めて)
実際在住外国人もたくさんいるし。
着せてやってみ、マジ興奮するよ。日本人の私だって楽しかったのに。
それだけでも津に来る楽しみになるでしょ。

と言うことで皆さん甲冑を着ましょう。
4月から月2回、日曜日の講習で
貴方もマイ甲冑が手に入ります。
私もやりたいって言ったら「日曜日には仕事してください」とドリームクラブの方に怒られまして、代わりに家内が作ってくれることになりそうです。

でも、その後私も自作を作ってみたい。そりゃ藤堂さんの頭から羽根生えてる奴ね。あれが良いね。
中に着る奴もちょっと奮発してガラのあるやつをゲットできれば良いんだけど。

早々、1日に市長と一緒に来てた市民部の部長に「2,3個甲冑買ってよ」って言ったら「えっウチでですか?」とか言われた。
だって市民部として現場にいたんだし、市長も「藤堂高虎の発信に努力する」って覚書にも同意したわけだし、
あと商工観光も別で3つぐらい買っても良いんじゃない?
かざっとかないで着るために。
ねぇ〜。

市役所の1階に甲冑職員をうろつかせるとか。
面白いじゃない。
受付には着物来て貰って。

収税課も甲冑にしたら?
ただでさえ重たい雰囲気の課なんだからそんなゆるさがあっても良いんじゃない?
面白いことしないと。やっぱり。

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