2011年5月23日月曜日

生まれ故郷でカルチャーショック

今日思いもかけないところで軽いめまいに襲われるようなカルチャーショックを受けた。

とある総会に市議としてではなくとある役割を頂いて参加するハメになった。
年次総会と言うことだから
前年度の活動報告
会計報告
役員選出
事業計画
予算案
と続いて
採決が取られて異議がなければオッケ〜ってな
何処でも必ずやる流れ。

まずこの総会の議事を進める議長と書記をお願いしたいという旨を司会が発すると
そつなく会場から司会一任という声が上がる。

それならってんで、司会はじゃ議長は彼に書記は彼女にと指名してそれぞれ申し合わせ通りに席に座り議事進行に入る。

それぞれ報告があって

それじゃ今年の役員を決めましょ、となると
間髪入れずに会場から 案はありますか? というかけ声。

で役員名がすでに印字された紙が配布される。これに至っては最初に配布された書類の中には名前の書いてない役員選出用の用紙が”ご希望をお書きくださいね”と言わんばかりに入ってるんだが、これを使う暇もなく。
いかがでしょう?異議がなければこの通りに、と印刷された役員案がそのまま可決される。

その後予算案の説明がされて、これもまた見事に全会一致で採決されシャンシャンという事で見事30分で全てが終わった!!!
 すごい。これこそ万全の根回し。

良く訳も解らず呼ばれていった私は学芸会の発表会を見に行った気分を味わった。
 もちろん中核になっている数人の誰かが全てを事前に決めて、参加者にそれを盲目的に合意することを暗に強要しているわけで民主主義のかけらもない訳なんだけど、

正味年間35万ほどの事業で、参加する皆さんはほぼボランティア。誰が役員になったところでさして代わりはないし、やる事ったら去年と一緒。誰一人としてこんな総会に時間をかけたいと思わない。とっとと終わらせよーぜってな訳だ。
これで誰一人として困らない。ここが重要。
むしろこんなところで”異議はありませんか?”との問いにマジで異議を唱えようもんなら、何を今更こんなところで。てめー空気読めよ!と言わんばかりに激しい抗議の眼にさらされ、議長もシナリオにないハプニングに対応出来ずにオロオロして、会場の全員を敵に回すことになるんだろうな。

別段真剣に議論する必要のない事柄だからこれで良いのかもな〜と思いつつ、だったらやんなくてもいいじゃねーかとも思ったり。

決まり事があって、それを効率よくすませることには長けてるけど、その決まり事の存在理由を考察してそれが当てはまらないが故に決まり事自体を緩和したり変更しようという方向にエネルギーを投じない。

八百長とか出来レースとか方々で問題になってる分野もあるけど、日本ってこういった根回しをして、とにかく丸く収めましょ。ってな事をする文化が昔っから有るのかな〜。

 これって特有だろうな、と思いながら何となく面白い経験をした。