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8月, 2010の投稿を表示しています

前回の模様

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前回の様子を上げてみました。朝まで雨が降ってたのに始まったとたんにうだるような暑さに。天候にも恵まれて、前々回に最後までできなかった駐車場のゴミもとりあえず回収済んで、有意義なイベントでした。 Pictures of the previous event. It was rain till the morning but it turned out burning hot. We took care of the dirty parking lot that we couldn't finish last time. 三重タイムズにも取材いただきました。 Mie Times made a report about the activity.

津市国際交流デー 11/14

 例年行われている 津市国際交流デー http://tiea.jp/modules/news/article.php?storyid=62 今年は11/14に行われる予定です。 各国の食事を堪能できるのもこのイベントの魅力。 加えて今年はみんなが参加できる企画も検討中。 多少気候が気になるところですが、季節外れの盆踊りも出るかも?しれません。 参加ブースまだまだ募集中だそうです。上リンクより数カ国語の申請書PDFでダウンロードできます。

河芸千里ヶ丘団地のお祭り

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  一見よくある普通の田舎のお祭りの情景な訳だが、南米を中心に外国人の参加するブースがいくつも並ぶ。 千里ヶ丘団地には9つの自治会が存在しおよそ2200世帯中150世帯が外国人家庭。 全国3番目に高いの外国人人口比率を持つ三重を象徴する地域だ。  しかしここまで来るのは容易ではなかったと自治会長の一人は言う。  ゴミ出しの問題や夜間の騒音など生活環境や価値観の違いが生み出す外国人居住社と地元日本人との摩擦は今に始まった問題ではない。また新規移民と既存の住民との間のトラブルは日本に限った話でもない。しかしこれをうまく解決している地域の例はあまり多くないかもしれない。 ここ千里ヶ丘の一戸建て団地に住む日本人達の平均年齢は結構高く、子供達はすでに自立し時折孫が帰ってくるのを心待ちにする世代の人達が多いらしい。この周辺で以前に行っていた盆踊りなどの夏祭りの企画は随分前に収束し淘汰してしまったらしい。積極的に運営していく人達も参加する人達も年配になり”疲れた”のかもしれない。 一方でこの地域の一角にある公営団地に移住してきた外国人達は当然主要労働人口世代、働き盛り。彼らのエネルギーと地域を活性化させたい人達との思いがうまく相互利益を見いだしたように思える。 共生の先にある共栄が形作られようとしている。 ここ津には独特の排他性とそれに伴う拒絶が存在する。日本人同士においてですら”よそもの”扱いされる社会がまだ存在する中しゃべる言葉がわからない人達に対して、”共通項”を見いだしていく発想がなかなか生まれてこない。共生とか国際交流といった事になれた人間にとっては何もさして目新しいことではない事なのだが、これを大衆化する作業、特に心かたくなな人達の発想の転換を促す事は容易ではない。それと同時に言葉だけでは伝わらない。実感を伴う必要がある。 同じ人間、同じように家族を養い、子供を愛し、故郷を懐かしくも思えば、未来を築きたいと額に汗をもする。共に笑い、共に歌い、共に踊る事でそんな当たり前の事を体験する場をこれから作っていきたい。